読書感想文『物語思考〜けんすう』

薄い内容で恐縮ですが悪しからず・・・
自己満ですので。。


どんな本かって?

自分をゲームのキャラクターのように捉えて、ゲームを進めるように、物語を進行していく過程を楽しむことがキャリア形成にも繋がるんじゃないって本

そもそもの日本人と欧米人の文化的な違いがあって、欧米人は「結果主義」どんな手を使ってでも結果を第一に優先させる考え。
一方日本人は結果ももちろん大事だが、その過程も大事にする考え。
結果が褒められるようなことだとしても、その過程で”悪”と判断されればそれは評価に値しない。

そんな文化の中で生きる私たちは、物語(ストーリー)を作り上げていくことで、やりたいこともなりたい自分にも近づいていけるのではないか?!
近づいていくことで人生を楽しんでいこうとおっしゃっております。
今はやりたいことが見つかっていなくても、それがキャリア形成に繋がるとおっしゃってる本です。

1. まずは「なりたい状態」を見つける

頭の枷を外して、自分の「なりたい状態」を見つけることからはじめようと作者はおっしゃってます。
ゴールがあってこその過程ですね!
しかしこの『頭の枷を外す』というのが大人になるとやっかいなんです。

なりたい状態(キャラクター)を考える時の一番の障害は自分の思考。
他人から見た自分と、自分が知る自分というのが完全一致している人は存在しないと思います。
小学生時代に言われたことを今でも覚えていて、それが見た目のコンプレックスとしていまだに囚われていたり、過去の出来事を事実とは異なる勝手な解釈で、悪い方に思い込んでいる場合も往々にあるかと思います。
(僕も鼻と口の間にあるホクロを小5の時に同級生に鼻くそと言われ、いまだにコンプレックスであり、容姿に対する自信なんて持ったこともないレベルです。。)

そんなコンプレックスとトラウマとの向き合い方は、【事実と解釈と反論】を利用することだと書かれていて、これはマジでオススメなので皆さんも実践あれ!
事実→「鼻の下に鼻くそがついていると言われた」
解釈→「鼻の下のホクロは不潔、不細工」
反論→「そもそも不細工とまでは言われていないし、芸能人にだって場所は少し違えどホクロのある人だっている(白石麻衣とか)。」

自分のトラウマとなっている事象全てに向き合ってみると、物事を多角的に見ることができるようになり、元の解釈も一つの事実であるかもしれないが、他の解釈の仕方もあると思えるようになる。
これは本当に良いので、紙に書き出した方が頭の整理もできると思うが、一度頭の中で動かすだけで「そっか!」という気付きを得られるのでオススメ!

2. キャラクターを作る

「なりたい状態」のキャラクターであれば、どういう行動をするのか・・・自分ではなく、なりたい状態である彼ならば、、、

ドラゴンボールの悟空ならこういう時なんて言うかなとか
ワンピースのルフィならこの時どういった行動取るかなとか

漫画とかアニメとかのキャラであれば簡単にイメージがつくけど、自分が作り上げたキャラとなるとまた難しい
詳しくは本を読んでくださいw

まとめ

この本を読んでの一番は「事実→解釈→反論」のポイントです。
特にコンプレックスを抱えている人にはこれを実践して欲しい!
事実と解釈には大きな乖離が存在していて、誰もそんなこと思っても言ってもいないのに、自分だけがそう思い込んでる。
負の無限ループから抜け出すには、客観視してみる。

なりたい自分(状態)を作るには事実と解釈は分けて考えなければいけません。
まずは自分と向き合い、足枷のない状態で「なりたい自分(理想の自分)」を見つけていきましょう!


本の要約ってなんて難しいのだと実感しました。。
今後も自分の研鑽のために続けていく所存です。。

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