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果実のにおい

夏になりました。
梅雨はまだ明けていないようですが、セミの声が聞えてきたり、花火をする若者を見かけたり、すっかり夏です。

父が桃を買ってきました。
「あんまり甘くないけど、食べてね」とのこと。
常温の桃が好きな私は、冷蔵庫から取り出し、キッチンにしばらく放置。

しばらくすると、甘い匂いがふわり。
「そろそろ私は食べごろよ。」と。
夏を好きになる瞬間です。

切ってみて、スプーンですくって一口。
あら、ほんとだ、そんなに甘くないのね。
ならば、ジュースにしてしまおう。

ゴクゴク。美味しくいただきました。

ところで、「匂い」「香り」、皆さんはどちらの言葉をよく使いますか。どっちって、両方だよ。そうだよね、状況に合わせるよね、、、どうやって使い分けていますか?

私はずっと「香り」を使おうと意識していました。響きが上品だから。
けど、今日、桃のあまりに魅惑的な鼻への刺激に、「匂い」という言葉を使いたくなりました。

「香り」より「匂い」のほうが官能的で、そそられる表現なのかもしれません。

香水とかに関しても、今までは「香り」を使っていたけど、あまりに魅力的な「香り」だったら、「匂い」を使う。なんていう使い方もいいな、と思います。

以上、湿度の高い、夏の夜でした。

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