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お客様を満足させなきゃ症候群

「お客様が満足してくれなかったらどうしよう…」

そういう不安を抱えるひとり起業家の方はたくさんいます。

セラピー系であれ、アート系であれ、

「お客様の笑顔こそが、最大の報酬」

という「すごくいい人」に発症しがちな症候群でもあります。

ここはすごく、メンタルの絶妙な点なんですね。

「お客様の笑顔が見たい!」

というのはセラピスト系の方であれば、鑑(かがみ)のようなすてきなマインドだと思うんです。

けれども、そこに「親からのメンタル支配」が絡んでくると、

「お客様を笑顔にしなければならない!」

という強迫観念になってしまうんですね。

これはすごく苦しいのです。

サービス提供中またはサービス提供後に、ちょっとでもお客様が微妙な表情をしている(気がしてしまう)と、もう心配でたまらない。

「大満足」じゃないと、否定された気がする。

それで、実はここには

「あなたは、大満足しなければいけない」
「あなたは、笑顔にならなければいけない」

という”強迫”が入っています。

こういう”強迫”というのは、じぶんにも適応されるので、この症状をお持ちの方は、だいたいがご本人が笑顔を崩さないタイプなのです。

いつもニコニコしている。

それは
「いつもニコニコしてしないと、相手を不安にさせてしまうから」
と無意識に思っているからです。

「わたしもニコニコ、相手もニコニコ」

それこそが「正しいコミュニケーション」なんだと、そうでなければいけないと、心の奥で信じているわけです。

だからもし相手がニコニコしてしない場合は、

「なんとかして私が笑顔にしてあげなきゃ!」

というふうに緊張してくる。そして

「でも、笑顔にならなかったらどうしよう…」

と不安になる。

それが「苦しみ」のもとになっているんです。

では一体この状態はどうすればいいのか?というと、答えは

「あなたが、よろこぶ」

ということなんです。

「お客様を満足させる」んじゃない。

「あなた(お客様)に出会えて、うれしい」

と、あなた自身が満たされるのです。

すると「サービス提供させてくださり、ありがとうございます」という感謝の気持ちが生まれます。

そしたら、そこにフォーカスする。

「ああ、ありがたいありがたい」

その気持ちでサービス提供をする。

で、ここからがポイントなんですが、

「お客様が満足するかどうかは、お客様の自由」
「笑顔になるかどうかは、お客様が決める」

のです。

このとき「強迫していない」のです。

「笑顔でも、笑顔じゃなくてもいい」

と思えたとき、

「わたしもあなたも、笑いたいときだけ、笑えばいい」

という自由が生まれます。

そのうえで「関わらせていただき、ありがとうございます」だけ持っておく。

そうすると、

「お客様が満足しただろうか…」

という不安はなくなります。

と同時に「感謝」の気持ちでサービス提供しているので、自然と満足度もあがってしまうのです。

これがホンネ経営流の考え方です。

これね、きっとお悩みの方が多いと思うんで、良かったらこの記事は必要な人にシェアしてもらえたら嬉しいです♪

あとコッチ系の話は、一度読んだだけではハラ落ちしないですぐに忘れてしまうので「保存」して、何度も読み返してみてくださいね(^_-)-☆

だんだんと自分のなかにインストールされてきます♪

今日のまとめ
「お客様を満足させなきゃ症候群」の治し方

①「お客様に満足してもらいたい!」が「満足させなきゃ!」の強迫になっていないか?
②なっている場合は、たとえば「お母さんを怒らせないように、いつもニコニコしていた」などの経験からメンタルのひっかかりがある可能性が高い
③そのあたりを丁寧にひもときつつ…
④「喜ばせる」んじゃなくて「じぶんがよろこぶ」ということを実践する
⑤その喜びの角度は「あなたに出会えて関係できてうれしい」
⑥「お金を支払ってくれてありがとう」じゃないからね
⑦「ああ~、サービス提供できてうれしい~」の満足感と幸せ感に感謝してサービス提供させていただく
⑧「満足するか、笑顔になるか」は、お客様の自由
⑨って感じでフラットなマインドのほうが、むしろ満足度があがる


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