2023年小屋営業開始
無事に今年も小屋営業を開始することが出来てホッとしている。ひとえに抜群の天気に恵まれたのはもとより、小屋明けにあたり沢山の支えがあって今日を迎えられた事に心から感謝している。
思い返せば雪下ろしでは、檜枝岐村のRAKUメンバー他、tetonbrosさまには大変お世話になり、この春、何事もなく営業が開始出来ていることの原点は雪下ろしにあると思っています。本当にありがとうございました。写真をご覧の通り、tetonbrosさまには小屋スタッフのウェア提供まで頂き一生のお付き合いになるだろうと勝手に思っている。
また、私達よりも先に小屋明けをしている見晴の山小屋のオーナーさまには、ヘリポートの除雪や共同作業を先行しておこなってもらっていたからこそ、我々がスムーズに上山出来たわけだから、こちらも本当に感謝しなければならない。
また、小屋明けに辺り檜枝岐村の仕入れ業者さまや、農協さま、民宿などにも大変お世話になりました。
毎年毎年本当に感謝しています。
そして、小屋明け作業を一緒に乗り越えてくださった先代や小屋のスタッフには感謝してもしきれない。辛い時も眠い時も疲れた時もぜーんぶ一緒に共有してくれる仲間達。本当に心からありがとう。
最後に、何よりも尾瀬小屋の営業を楽しみにして下さってご来館下さいましたお客様。本当にありがとうございました。ご来館下さいました半分のお客様は、毎年オープン日に訪ねて来て下さるようになったお客様で、皆さまと一緒にこの日を迎えられる事がとても幸せです。今、私の小屋で同じ屋根の下で寝られるなんて家族みたいなもんだなって思うんです。
重たい荷物がある中ご丁寧に手土産や差し入れまで沢山頂き頭が上がりません。ありがとうございました。
そうしたお客様に何で恩返しするのか。
それはお食事で感動や驚きを体験してもらう事でしか返せないと思っている。熱々万全なお食事クオリティとは言えないが、少しはレベルアップした尾瀬小屋を見せる事が出来ただろうか。
まだまだ満足はしていないし、この先も探求心を忘れずに挑戦していきたい。やっぱりその理由って、お客さまが美味しそうに笑顔でご馳走を食べてるのを見て『これだよな。やる理由ってやっぱりこれだよな。』って、分かっちゃいたけど再認識した1日だった。
今日も1日お疲れさまでした。
尾瀬小屋
工藤友弘
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