フリーランス３年目：寄せては返す波のように

フリーランスになって３年が経ちました。
2022年の前半は順調で、仕事が手いっぱいになったこともあります。
しかし後半は、案件が延期になったり、話じたいがなくなってしまったり・・・ということが重なる辛い時期でした。

ところが、年末にさしかかる11月から12月にかけて、立て続けに知人から連絡をいただきまして。

「○○の仕事ってできる？以前やったって言っていたのを思い出してさ」
「Hさんが、△△について話せる人いないか探しているみたいだよ。専門じゃない？」
「こんな業務委託の募集やってるよ。あなたにぴったりだと思って」

また、数ヶ月前に登録した業務委託のプラットフォームに突然問い合わせが。受注して仕事が完了したら、即リピートをいただきました。

こうも次々とやってくるものか。
偶然にしてはすごい。

しばらく引いていたのが、
まるで寄せては返す波のよう。

いや、しばらく「凪」の状態だったっけ。
そこに次々と波が。
まださざ波ですが、大きな波に育つかもしれない。

プラットフォームへの登録や、誰かと話をしてみる、といった波につながる準備は少しやっていましたが、すべて実を結んだわけではありません。
連絡をくれた人の中には、しばらくやりとりをしていなかった人もいて、むしろ準備とは関連のないところから波が立ったのです。

一緒におもしろがって何かに取り組んだり、こだわりや実現したいことを深く話し込んだり、夢中で奮闘している姿にエールを送り合ってきた人たち。
過去数年、いや十年以上前からやってきたことや関わり合いが、時を経て今につながる。

私を思い出してくれたことに感謝しつつ、
何が幸いするか、どこで活きてくるか分からないな、とつくづく感じます。

いつ何時も、何事も、
目の前のことに打ち込んだり、
出会った人と交わるのって大事だなぁ。

フリーランスで活動している先輩方と話をしていると、業界を問わず、皆さん口をそろえてこうおっしゃいます。

一生懸命やっていれば、必ず誰かが見てくれている

寄せる波はコントロールできないけれど、
できれば波の間隔は短くしたいけれど、
少しでも波が来てくれるように、
波を大きく育てられるように、
今できることに打ち込もう。
夢中で、おもしろがって。