ピアノって、何を教えるの?どう教えるの?動画セミナー(有料・一部無料)
このセミナーでは、
「ピアノって、どうやって教えたらいいか分からない…」
「そもそも何を教えたらいいのか分からない…」
という先生へ向けて
・何を教えるか?の内容
・どうやって教えるか?の方法
をお伝えしています。
というのも、私の所へは
他のお教室から移籍してくる生徒さんが
とても多いです。
約半分の生徒さんが移籍されてきた生徒さん。
その生徒さん達の特徴を見ると、
・音符は読める
・音の長さもわかってる
けど弾けない…
そう…
「音符が読めたら弾ける」
とはならないんですよ。
なので、
「せっかく頑張って音符を覚えたのに
スラスラ弾けずに困ってウチに来る」
がよくあるパターン。
きっと前の先生も
・音符カードやリズム教材を使う
・モチベーションが上がる曲を課題にする
など
きっといろいろ工夫して
指導されたと思います。
なのに辞められる…というのは、
とても残念だと思うんです。
昔の私がそうでしたから。
「音符が読めれば弾ける」
って思ってたんですよね。
でも残念ながら
それだけではスラスラ弾けません。
音符は読めるのに、なぜスラスラ弾けないのか?
理由は、音符から
・音楽を想像する
・指の動きを想像する
ができてないから。
つまり楽譜の読み方を
教わってないからです。
譜読みとは
文章を読んで、その情景を想像するのと同じ。
例えば、
の文章を見た時、
まず「むかし」を想像し、
おじいさんとおばあさんを想像します。
そして「山」を想像し、
おじいさんが山へ行っているところを想像します。
というように、
私たちは文字を通じて、
物語の内容を想像します。
これが「本を読む」です。
でも
「むかし」「おじいさん」「おばあさん」
などが想像できないと
文字は読めても
意味がわかりません。
でも覚えなければいけないとなると
意味の分からない文章を
何度も暗唱することで覚えます。
それはつらいです。
譜読みも同じ。
わけの分からない音符を
ひたすら辿って覚えるのではなく、
音符たちに意味付けをし
「どんな音楽なのか?」
を想像するのが譜読みです。
例えば「ドミソ」を見たら、
ドミソの響き(サウンド)を想像します。
「ド!ミ!ソ!と音名が言える」
で終わらせない。
「スタッカート」を見たら
弾んだ音楽を想像します。
「『短く切る』の意味を覚える」
で終わらせない。
こうした音楽を想像するために
楽譜があります。
このように
音符を通じて音楽を読むのが「譜読み」。
個人的には「音楽を読む譜読み」と呼んでます。
そしてドミソの響きを
ちゃんと耳で聴きながら弾くのです。
このように
「自分で鳴らした音を聴きながら弾く。」
まで持っていかないと、
譜読みが楽しい!
練習が楽しい!
とはならないんですね。
でもこれができると
譜読みはとても楽しいのです。
本を読んでて続きが気になるように、
「次はどんな音楽なんだろう!?」
ってワクワクし弾きたくなる。
こうして移籍してきた生徒さんでも
・譜読みの楽しさ
・音楽を表現する楽しさ
を知ると、
「もう1回弾く!今度はこうしてみる!」
などとても楽しんでくれます。
どうでしょう?
弾けたら楽しいよ!だけではなく、
練習も楽しい!という
生徒さんが増えたら
とてもいいと思いませんか?
そのためにはこちらのセミナーでは
私が何を教えるのか?
どうやって教えるのか?
をお伝えします。
《使用テキスト:ピアノアドヴェンチャー》
使う理由は
・概念指導をしやすい
・クラシックだけでなく多ジャンルを学べる
・曲がおしゃれ
・全曲にオーケストラ伴奏がある
などだからです。
講座内容
セミナーで学べること
・アメリカの指導方法
・ピアノアドヴェンチャーの指導のねらい
・ピアノアドヴェンチャーの指導例
・初見力を上げる指導方法
・練習量に頼らない指導法
・心理学、コーチング手法を使ったやる気の上げ方
私について
ピアノアドヴェンチャーを使って約10年。
約20年アメリカ教材を使っており、
アメリカ教材の元となっているペースメソッドの勉強もここ7年ほど定期的に勉強会へ参加しています。
・練習嫌いを無くしたい
・ピアノレッスンや音楽を通じて自信を持って欲しい
・主体的に学んで欲しい
という想いがあり、
講師5年目頃から、
・発達心理学(人の発達段階を学ぶ分野)
・教育心理学(人が学ぶ仕組みを学ぶ分野)
・コーチング(気づきを得ることによって前向きになれるコミュニケーション術)
を学んでいます。