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好きな人の話ができるのは、自分がマジョリティだから

32年も生きてると、失恋してもどうせそのうち忘れるってことを知ってるし、いつか自分は立ち直るってこともわかってるし、死ぬほど凹むみたいなこともないし、なんなら涙すら出ないし。

別れたり、うまくいかなかったりするたびに、もうしばらく恋愛はいらないな~とか思うけど、それさえも忘れる。笑

なんか悲しいって言うより、虚しいんだよな~。
それなのによくもまあ飽きずに恋愛したがる自分のこともよくわかってる。

あーーー、絶賛引きずり中でーーす。

ドラマだかアニメだか映画だか、はたまた小説だったか、何だったかまったく思い出せないけど、とにかく失恋を乗り越えるには一緒に過ごした期間の半分の時間が必要らしい。

(書いてる間に思い出した!セックス・アンド・ザ・シティです!)

てことは、ほんの2週間ほどで終わったわたしの恋愛は、1週間あれば忘れられるはずなんだけど、まだちょっと時間がかかりそうです。泣


今年4年ぶりに地元の花火大会が開催されて、甥っ子たちと一緒に見てきたんですけど、カップルが大量発生しててうらやましい以外の感情が湧いてこなかったですね。

彼氏と夏祭り、うらやましい~~~!!!!

夏といえば今期の月9「真夏のシンデレラ」見てますか?
もうね、ほんまにうらやましさしか無い!!!笑

話がおもしろいかどうかはさておき、間宮レベルのいい男(しかも東大出身のエリート設定)とそんな出会い方できるかい!!!と視聴者の9割5分が叫んでいるに違いない。

それでもうらやましい。


話は変わって、今年の本屋大賞で凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』が大賞を受賞されていて、まだ読んでいないのでそのうち買いに行きたいな~と思っているんですが、
2020年にも大賞を受賞した『流浪の月』はすでに読んだことがあったので、なんとなくもう1回読んでみたんですよね。

朝井リョウさんの『正欲』も何度も読んでいて、この2作品はテーマが似ていると思ってしまったんだけど、とにかく、自分は常にマジョリティとして生きてきたんだなと思って、なんかおめでたいよな~と思いました。

性的指向は人それぞれあるけど、”自分がいかに普通で、みんなと同じで、世間からズレていないか”ってことを確認して安心するために、人は恋愛やセックスの話をしたがるんだと。

変わってるね!と言われたがってる人、現代人には多いと思うけど、本当にマイノリティになってしまったら、だぶんめちゃくちゃ生きづらくて息苦しい世の中なんだろうなと、かなり浅い理解なのは承知で、そんなことを考えさせられます。

恋人(好きな人)がいるとかいないとか、何も考えずに当たり前のように公の場で発信できちゃうこと自体、恵まれているんですよね。

知った風な口を利くのは簡単だけど、本当のところは理解できるわけじゃないから、特に意見を言うことも出来ないけど、
ただみんな愛されたいだけなんだ~~~!!!と思う。

わたしは、好きな人から好きになってもらいたい。
でも、愛のカタチは様々あるから、うまくいかないこともある。


まとまりがないけど、とりあえずそんなことを思いながら、7月を終えようと思います。毎日暑いね。笑

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