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たこ焼きを通して大阪のものづくり精神を学んできた!

この記事はSansanクリエイター組織であるJuiceにて行われた、
ものづくりツアーについて書かれた記事です。


はじめまして😊
2023年に新卒デザイナーとしてSansanに入社しました、おゆいです。

タイトルでたこ焼き?と
思われたことでしょう。

嘘のように思うかもしれませんが、本当です。
(本当と書いてマジと読む)

タイトルの通り、
今回はSansanデザイナーが真面目に
ものづくりを学ぶために
大阪に出張し、たこ焼きを習得してきましたというお話です。

※イメージ画像です




はじめ

私が社会人になってすでに6ヶ月が経ちました。

(早すぎますね…?)

社会人としての日々は思っていた以上に慌ただしく、
信じられないほどあっという間です。

無力さを感じることもまだまだある私ですが、
振り返ればSansanで入社1年目として働いて
新人研修から始まりプロダクトデザインの業務やインターンの運営、
オンラインイベントの企画・運営など…
すでにたくさんのことを経験してきました。


その中でも、今回のたこ焼きづくりは
ものづくりツアーでの出来事でもあります。


ものづくりツアーとは?

「ものづくりツアー」はどこで何を作るのか、全て自分たちで考え
企画を通して若手メンバーマネジャーの交流を深める施策です。

企画を実現させるために必要な申請や、経費精算のフローも実践的に学んでいく機会になっています🌷


そんなものづくりツアーの体験までの準備や
当日での出来事を
順番にお話ししていきます!

準備その①: チーム内で企画を練る

早速チームとして
まずは何をつくるかミーティングの時間を作って話し合いました。

たくさんの案が出る中、
集まったメンバーだからこそできることをしようという方向性で
チームの1名が大阪にいることから、大阪で何かできないか…と考えます。

当時出していたメモ

何がいいんだろう?と考えていたところ

「たこ焼き、いいんじゃない?」

と何気ない一声が。

(会社でたこ焼き!?)

なんて聞いた当初はそう感じて、笑っていたのですが
よくよく調べてみると、たこ焼きは

大阪府西成区の「会津屋」の創業者である遠藤留吉が考案したとされ、昭和10年(1935年)に生まれた歴史ある食べ物。

Wikipedia

今となってはどこでも食べられますが
いまも大阪府民のソウルフードであり
たこ焼き=大阪
という認知は大いにあります。

そもそも大阪の食文化には

食材を大切にし、無駄を出さず極力捨てることをしない「始末の精神」と
食への熱い情熱によって、「食い倒れのまち」といわれるほど豊かな食文化が育まれていった。

web サイト


という歴史的背景もあるそうで、

つまり
何が言いたいのかというと、、

たこ焼きを習得できれば、大阪のものづくり精神をつかめる

といっても過言ではないということです💪

決して単純に食べたいからとか大阪に行って観光したいとか
そういうのではないんです…!!

加えて大阪は食品サンプル発祥の地。



食品サンプルは、
飲食店にてお客さんの体験を支える大切なモノ。

メニューの役割を果たしながら、
どんな料理がどのくらいの量でどんな食材が使われているかを
より鮮明に、視覚情報として伝えることが出来ます。

偶然にも、たこ焼きをつくる会場で
たこ焼きの食品サンプルを作れる機会がありました。

そうするとチームとしてつくるものはたこ焼きがいいように思え、
最後には満場一致でそれしか考えられませんでした😊


準備その②:予約・申請、スケジューリング

つくるものが決まれば、次は当日に向けた準備です。

こちらは同じチームのシゴデキ先輩にお手伝いしてもらいながら作ったリスト

まずは日程までに行うことをNotionで整理、役割の分担をします。

私はここで初めて知ったのですが
会社のお金を使う場合、そのまま予約して完了!

ではなく

交通手段やたこ焼きづくりに関わる費用を見積り、
社内で使用している精算システムで申請をし
承認を得てから予約。
そしてさらに実際に行った後には最終金額を報告する流れをとるんですね〜。

(会社って見えない部分で行う申請が多い!😲)

ものづくりツアーの日程や詳細を決め、申請・予約が完了すれば、
次は当日のスケジュールを組むことも忘れちゃいけません。

普段はスケジュールを組まないので遅刻しがちなタイプの私も
社会人としてそうはいきません。

余裕を持たせながら間に合うようにするのって意外と難しいわよ、スケジューリング

もし当日の抜けや漏れがあれば責任を取るのは私…
と考えると気が引き締まり、慎重にスケジュールを組みました。

大学生時代、インターン生として参加したイベントなどでも
こうした申請やスケジューリングなどは
いつも誰かがやっていてくれたことなんですよね…😭

自分が行う側になってみて初めて体験する大変さです。

今まで何の疑念もなく、良い体験を持ち帰れていたのは
誰かが裏で考え支えてくれていたから、
という当たり前のことを社会人になって
改めて実感するのでした。




いざ、たこ焼きづくり!


さて、バタバタと準備を進めていましたが気づけばすっかり当日。

まさか会社でたこ焼きづくりのために大阪に行くなんて
誰が想像したでしょうか。

そんなことを思いながら新幹線に乗ること2時間。


ものづくりツアーの体験をする目的地は大阪コナモンミュージアム!


ザ・大阪といわんばかりのでっかいタコです🐙


今回私たちが行ったコースは2つ。

  1. 食品サンプルづくり体験

  2. たこ焼き職人体験


たこ焼きの心得を習得する
ということでまずは食品サンプルから始めました。


職人の方に一つ一つ教わりながら
具材を詰めてロウを流して、冷まして。


たこ焼きの型にネギと紅しょうがを入れる

職人の方に
「絶対に失敗しないから大丈夫!」
と声をかけてもらいながら
みなさん、我が子のように丁寧につくっていきました。

8月の暑い中、自分をあおぎたい気持ちを抑え たこ焼きをいたわるみなさん
真剣にでっかいタコを乗っけて…

飾り付けはあれがいい、タレの掛け方はこうがいいと
試行錯誤したら、
あっという間に完成!

同じものを作っていても、ふいに表れるのが個性なんですね〜😊

こちらの食品サンプルづくり体験は失敗がほとんどないので
年齢問わず、どんな方でも楽しく作れるそうです。

デザイナーとして直面する課題に
つい難しい顔をしてしまいがちな私たちなので、
ものをつくる上で一番大切な
楽しむ』という心を再認識できたように思えます😌


食品サンプル作りが終わると、
一息つくまもなく
本物のたこ焼きづくりです!


会場を移動し、席につけば
1人1つの鉄板と具材がのったプレートが用意され、
職人と呼ばれる方が手早く火をつけていきます。

そのまま食べてくれと言わんばかりの素材

このとき、すでに時刻は18時。
みんなの頭は「早く食べたい」
ということでいっぱいだったことでしょう。

それを察知したように、鉄板はすぐに温かくなります。

実はこの鉄板、
銅板でできているので職人の方が言うには
ホットプレートでは出せないカリカリさが生まれるんだとか…。

ただ、生地を流してみると職人の方の言う通りで
火の通る早さは普段と全く違います。

職人の方がこうやってやるんだよと
教えてくれるのを見よう見まねで
くるくると回していくと…

なんてかわいい、たこ焼きの赤ちゃんが!
まるでお店で売っているかのように完成!!✨🥳

こちらも気づけば完成していました。

具材も機材もほぼ用意してくださっているので、
作ったというよりも具材を転がした…
に近いような気がしないでもないですが
完成した、たこ焼きは今まで見た中で一番愛しく見えます。

味は言わずもがな
最高においしい!!!

職人の方に教わりながらも、自分で作った分、
おいしさもひとしおです。

お腹が空いていたこともあり、あっという間の完食でした。

まとめ


たこ焼きを通して
大阪独自の「ものづくり」を体験できたのはもちろん
”ものづくり”には事前準備が大切なんだということを
一貫して学べた気がしています。

(しかし、たこ焼き職人には程遠いですね)

また内心は
マネジャーの方々と弾丸出張するのは
緊張しいなのでちょっと気が引ける
と最初は感じていたのですが
会話よりもつくることを通してコミュニケーションができたおかげか
緊張がほぐれるのに時間はかかりませんでした😊

やはり同じクリエイターとして
つくることの楽しさを知っていて、なおかつ共有できるのって強いです!

Sansanのクリエイティブ組織が
真面目に、全力で
ものづくりを楽しんでいるんだなと思ってもらえたら嬉しいです🌸

今見てもすごく楽しそう😊

ものづくりツアーは大成功でした!🎉👏

ps.
たこ焼きを作るなら絶対に銅板を使用するのがおすすめです。
ものづくりとは、ちゃんと機材も具材も用意するところから始まるみたいです。

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