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三沢厚彦 ANIMALS/Multi-dimensions


最終日滑り込み…
彫刻家 三沢厚彦さんのANIMALSシリーズをメインに、
初期の作品も網羅的に展示。
初期の作品からなぜ動物へと移行していったのかは
ちょっとピンとこなかったけど、
色々模索されたことはよくわかった。
動物達の模様の隙間から青や黄色がのぞいているのが興味深い。


ヘラジカがいる、カーテンで区切られたスペースを、たまたましばらく独り占めできたのは贅沢だった。
絵になると、どの動物も画面にぎゅうぎゅうに押し込められて描かれてしまうのが不思議。

展覧会期間中に滞在して作品を仕上げていったスペースもそのまま観ることができた。
ポストカードで会期の始まりの写真があって、
そこでは塗りかけだったキメラが今日は出来上がってたので
その写真を見て初めて「本当にここで仕上げたんだ」と実感できた。
なぜあの写真を展示空間にも飾っといてくれなかったのか疑問。
もう一体の作りかけの像がなかなか素敵だったけど、今後手を入れられるんだろうか。

この展覧会もお子がたくさんいて、常設展にも足を伸ばしていたので、
夏休み以外もこういう気兼ねなく子連れで来れる展示が増えるといいのにな、と思った。


こちらは陶器

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