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奇跡は日常茶飯事に起きている

現行のプロ野球のクライマックスシリーズはあまり好きではありません。
3位の勝率5割以下のチームが日本シリーズで優勝し、日本一になる可能性があるからです。
3位から日本シリーズで優勝したのは2010年のロッテオリオンズだけで、
その時の勝率は5割2分8厘で、5割を超えていますが、なぜかすっきりしない感じがありました。ですからクライマックスシリーズはレギュラーシーズンの順位通り進んでほしいというのが私の願いです。

ロッテの奇跡

それはともかく、今年のパリーグのクライマックスシリーズファーストステージで、すごい奇跡が起きました。ニュースでは超劇的サヨナラ勝利と書いていました。
私はロッテファンでもソフトバンクファンでもないため、試合開始から見ていませんでした。ニュースで0対0で終盤に差し掛かっているのを知り、最後を見てみたいと思い、NHKBSでロッテ対ソフトバンクの第3戦をテレビ観戦しました。

10回に思わぬドラマが待っていました。ソフトバンクが二死から連続ヒットで3点入れられたのにおどろきました。0点で抑えられたチームが連続安打で次々に点が入り、3点もあまり考えられません。

奇跡のような3連続安打の気がしました。普通、こうなったら、万事窮すと思うのが当たり前です。延長戦で3点のビハインドは精神的に大変重荷です。

ところがロッテは10回裏、ノーアウト1塁から幸運な内野ゴロが出ました。3塁に飛んだとき、私はダブルプレーかなと思いましたが、ボールが三塁手の相当手前までしか行かず、内野安打になったのです、まさに幸運な内野安打です、これが奇跡の起点になりました。
ノーアウト1,2塁、タイブレークのときにとられる形でです。1点か2点は入るかもしれませんが、それでゲームセットと考えるのが、確率的にも常識的な考えです。次の打席に入ったのがレギュラーシーズンでもホームラン1本しか打っていない藤岡選手です。

まれに見る超劇的試合を見た幸運

ところが、めったにホームランを打たない選手が大事なところで3ランホームランで同点です。。すごい衝撃です。投手が交代し、その後簡単に2死をとったので、流れがとまるかと思いましたが、3ランホームランの流れは変わらず、2死1塁から二塁打がでて4対3でロッテの勝利、超劇的試合でした.めったに見られない展開の試合を生放送で見ました。奇跡のゲームを見ることができ、気分的に幸運の兆しが見えた気がします。

スポーツの奇跡

スポーツの世界は奇跡がよく起こります。
「スポーツの予想はあたらない」https://note.com/oysmym/n/n67e5bfe653ae?sub_rt=share_pwで書いたように、バスケットボール男子が後半の第三クオーターで18点差広げられたのを98対88で大逆転勝利をおさめ、自力で48年ぶりのオリンピック出場を決めました。

羽生選手のオリンピック連覇
フィギュアアスケートの羽生結弦選手がソチ、平昌とオリンピック二連覇を達成したのも奇跡といっていいでしょう。前年の11月に右足首を負傷し、出場が危ぶまれたなか、3か月後のフィギュアスケート66年ぶりの二連覇を果たしたのです。当時、体調、コンディションは万全ではなかったと思います。それでも偉業を成し遂げたのは理屈では考えれない、統計や確率論では計れない、何かが奇跡を呼んだのでしょう。私はそう確信します。

巨人の日本シリーズ9連覇
王、長嶋のON全盛期に巨人が日本シリーズを9連覇を果たしたのも奇跡です。強いといっても9連覇するほどの実力差はなかったと思います。9連覇が危なかった時期も何度かあったはずです。
冒頭の試合でロッテに奇跡の大逆転勝利を与えたソフトバンクも奇跡を最近起こしていたのです。

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