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勇気 決断 常識にとらわれない

最近、「行動」という言葉が私の耳に、目によく入ってきます。「行動」の大切さがわかってきた時代になってきています。20世紀はあえて、新たな行動を起こさなくても、生きてこれました。終身雇用で象徴される、考えなくても生きていける、流れに沿って行けば、生きていける、波風を立てない方がうまくいく、上司や上の人の言うことに従っていればいい、そんな風潮が支配していましたが、21世紀は「行動」が大切です。行動するかしないかで人生が大きく変わります。
大谷祥平選手の現在の活躍を見てみますと、一見、順風万般のようにみえますが、不本意だった日本ハムのドラフト指名、アメリカに渡ってからの故障による手術、その時見えたのが大谷選手の勇気であり、決断でした。どの道をとっても100%の保障はありません。思い切った日本ハム球団の決断も影響しました。大谷選手が日本ハムに入団を決意した大きなきっかけとなった提案書「大谷祥平君 夢へのみちしるべ」を作った勇気と決断に敬意を表します。私も拝見しましたが、一選手のために2週間余りで納得できる資料を作り上げる熱意と努力は、従来の常識から逸脱しています。
常識が打ち破られるところから新しい道が拓ける。大谷選手が体現しているようにみえます。
手術にしても、術後メジャーに戻ってこれない人もいるそうです。大谷選手のリハビリの様子をテレビで見たことがありますが、悲壮感はなく、前向きで、明るく、意欲的というのが印象的でした。
大谷選手ほどの大きな決断はしなくても、勇気や決断を要することがあります。そんな時に対峙するのが常識です。それにどう対応するのかが、重要です。
フリーライターの仕事をするとき、契約書がなくても発注書を必ずもらえと先輩からいわれていました。地方自治体からの仕事を受注した業者が、私にライターの仕事を依頼してきました。初顔合わせの時、契約書は遅くなるが、発注書はできるだけ早く渡すといわれ、仕事にとりかかりました。中間地点で半額支払われる約束だったので、尋ねたところ、それには答えず、仕事を増やしてきました。そして、その仕事をしなければ報酬は払わないといってきたのです。当初の約束が守られていないので、困り果て、無料の法律相談を受けました。弁護士の先生は「話し合いをして、報酬を支払ってもらうしかない。それでもだめなら、少額訴訟制度がありますよ」といわれました。「先生から相手の業者に電話かけてもらうことは出来ませんか、そのほか良い解決法はありませんか」と尋ねたら、「ありません」の答えだった。
専門家からいえば少額訴訟は簡単といえるでしょうが、法律の素人の私にとっては書類をそろえたり、手続きをとったりするのは厄介なことです。
法律に頼らない方法をとりました。

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