読書ログ LYKKE 人生を豊かにする「6つの宝物」

マイク・ヴァイキング著

幸せとは何だろう
素敵な状態、誰もが憧れる
お金や定量的ではないもの
一人一人違う
はかないもので
しっかりした考えや行動、努力がなければきっと続かない
漠然とそう感じる

世界で1番幸福度が高い国デンマーク
この国のあり方や人々の考え方や行動のいったい何が幸福に結びついているのか
日本も治安や住みやすさなどハード面は申し分ないと感じるし、衣食住は満たされていて幸せである。
ただ心の底から幸せだ、充実している状態とは多分違う気がする。

LYKKEを読み、
あらためて本当の幸せとは何かを考え、
少しの勇気や行動により、毎日が充実した幸せな日々に変わっていくと感じられた

気になった箇所をピックアップ
・デンマークではご近所コミュニティが盛んで、共同住宅から共同墓地など社会的に普及している。日本はご近所の人の名前は知ってるけど、会うのは年数回の草刈りや回覧板の時くらい。自分が住んでいるところをよりよく、楽しいものに
するには、人と人の繋がりを大切にすること。まずはご近所さんとの交流を見直す
・収入と幸福には確かに相関関係がある。気をつけないといけないのは、豊かになればなるほど、人間は新たなレベルの富に順応してしまい、次から次に高い目標を作り出し、満たされることがない。つまり、幸せを感じにくく麻痺した状態となる。
・比較のワナ。誰かと比べて、自分は幸せだとか、そうじゃないと考える。それにより、必要でないものにお金や時間を費やす。幸せからは遠のいているのに。
・古代ギリシャの哲学者エピクテトス
「豊かさとは、多くの富を所有することにあるのではなく、少ない欲求を持つことにある」
なにが自分にとって大切なのかを考え行動する
・ウォーキングの週間はジムに行かなくても、日常生活に自然に取り入れられる
(散歩、階段使う、散策)
・幸せの国ブータンの学校はマインドフルネスを取り入れている
未来や過去ばかりにとらわれず、今現在のことだけを考える
・今の自分の生き方は″自由に選べる″のであれば、それは必ず幸せとリンクする。
・仕事をするときは、いくら稼げるかではなく、そこから得られる満足度に焦点を当てる。
・自分の幸せは自分がどうあるかだけでなく、他人がどうかにも左右される。人は格差に強い反応をしてしまう。
信頼度や幸福度を向上させるために、自分も他人もどこかで繋がっていると考えること。転んだ人をどうやって助け起こしたかが評価される社会にしていくこと。


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