見出し画像

不動産業界→IT業界へ転職した話

新卒で不動産系の会社に入社し、約7年半勤務したのちにIT系スタートアップ企業に転職をすることにしました。

私はいま30歳。「25歳位を超えたら異業界転職なんて難しいのでは・・?」となんとなく思っていました。

もし同じように思っている方がいたら、私のケースが参考になると嬉しいです。

どんな仕事をしていた?

新卒で入社した会社は、商業施設の管理・運営を行う会社でした。不動産業と小売業のハーフのような会社です。

出店ショップの営業サポートや商業施設の販売促進などを約5年行っていました。その後、EC事業部に異動し、ネット通販での出店ショップ営業サポートや販売促進をしていました。

なぜIT系スタートアップに転職?

EC事業部に異動してデジタルの可能性を感じたこと、IT系スタートアップの働き方の柔軟さに惹かれて、興味を持つようになりました。(転職までの経緯はこちら

ただ、ECに携わったのも約1年。異業界なんて門前払いでは・・と。

一応検索してみて、募集要項などを見てみると「業界は違っても、今までと同じ商材を扱う領域なら可能性があるかも」とひとつの光が見えてきました。

私にとっての同じ商材とは、「ショップの営業」に関わる領域だと思いました。

ないと思ってた共通点

私が興味を持ったのは、ショップにECや決済システム等のプラットフォームを提供する会社。
リアル店舗のデジタル化を支援したり、ショップのお困りごとをテクノロジーで解決する事業を展開していました。

・リアルとECのショップ運営を間近で見てきた 
 →ショップのお困りごとへの知見がある

まず、上記の経験を生かしたら貢献できるのでは?という共通項が見えてきました。
さらに、サービスを利用される方の課題解決を行う「カスタマーサクセス職」の募集があったため、下記の経験が生かせると思いました。 

・ショップの営業サポートのために顧客視点で課題解決をしてきた

共通項をポイントに職務経歴書を作成し、応募。
面接を経て、内定をいただくことができました。

面接を受けてみてどうだった?

実際、面接のなかで「なぜ異業界に転職を?」といったご質問もいただきましたが、ネガティブなものでなく、きっかけを聞きたい!といった意図のものでした。

また、面接を受けるなかで、企業のビジョンやミッションへの「理解」や「共感度」を確認する質問もありました。経験としての共通項だけでなく、マインド面での共通項がすごく重要だということも改めて実感。

内定後、自身の評価ポイントを聞くと「リアルとECの双方のショップ運営の知見がある」という点を挙げていただきました。最初に思った共通項は企業からも価値として見てもらえていました。

まとめ

他業界が全く違う世界のように見えていましたが、自分の仕事を紐解いていくと、意外にも共通項があるものだという気づきがありました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?