お菓子屋さんへの道のり
こんにちは
おやつ屋pokkeです。
今日は、お菓子屋さんする前何してたの、というお話です。
そもそもあんた誰やねんという方はこちらでざざっと紹介しています!
とりあえず大学に行く前提で普通科の高校に進学し(白い靴下を履きたくないという理由だけで消去法で決めた高校に進学)
特に将来やりたいこともなかったから自分の学力でギリギリいけそうな大学をとりあえず目指し(色んな学科を受けまくった結果たまたま受かった経済学部に入学)
大学生が罹るあの大病、”大手病”という病気を患い、(笑)みんなが知っている会社に入っときゃとりあえず安泰!(色んな企業を受けまくった結果たまたま採用された不動産会社に就職)
という感じの人生でした。
いい高校に行って、いい大学に入って、いい会社に就職したら自動的に幸せになれる、と無意識に思ってたんですよね。
でも実際このルートを体験したら、別に不幸ではなかったけど、自分にはなんか違うな、っていう違和感がありました。
高校でも大学でも、大切な友達に出会えたし、不動産屋ってなんとなく、ブラックかもしれない・・・っていうイメージがあったけど、超!平和に仕事をしていたし、今でも仲良くしてくれている同期もいる。というのは本当に幸せなことです。
けど、毎日を振り返った時に、
このまま毎日興味ないことを8時間して、死んでいくのかな〜〜〜
なんてぼんやりと思っていました。(別に病んでたわけではないですよ)
そんなときにハマっていたのがお菓子作りでした。
もともと母がお菓子作りが好きで、道具も一式揃っていたので、とっつきやすかったというのもありました。
お菓子を作って配ったり、お休みの日にお菓子教室をやったりしたら、結構みんな喜んでくれて。(当時お菓子をもらってくれていた人たち、無理矢理だったらごめんね!)
休みの日はひたすらケーキ屋さん巡り、お菓子作り、という感じにいつの間にかなっていました。
これを仕事にできたらどんなに楽しいだろう。けど、今の会社をやめる勇気はないし、趣味のままでいいか。
というのと、
私はお菓子作りを仕事にして生きていくんだっっ!安定なんてもういらねえんだ!自由に生きるっっ!
というのが1年間くらい、ぐるぐるしていました(笑)
今まで自分の実力の範囲圏内で流れに身を任せて生きてきた私には、安定を捨てるなんていう判断はパッと出来なかったです。
悩んで悩んで悩んだ末、急に「まあ、失敗してもいいか、それよりもこのモヤモヤした生活をずっと続けるのが嫌」となり、これだけ悩んだ割には、会社を辞めたあとどういう道筋で、どういう方向性でお菓子屋さんになるか、ということはたいして決めずに、私お菓子屋さんになりますと言って、会社をやめました(笑)
今思うと、多分会社の人たちや、周りの人たちは、こいつ何言ってんだ?という感じで、びっくりしてたと思います。。笑
会社を辞めた時点では働き先も決まっていなくて時間もあるし、仲の良い同期が休みを取ると言ってくれたので、お菓子をやるからには、本場を体験してこないとなー!(?)という形から入るタイプのノリで、一緒にフランスまで行きました。
フランスのお菓子はどれもキラキラしていて、何より美味しくて、もう、お菓子大好き!!フランス大好き〜!!!という気持ちでいっぱいで帰国しました。またフランスに行ける日が早くきてほしい。。
帰国後はひたすらケーキ屋さん巡り。
自分はどんなお菓子が作りたいのか、どんなお店で働きたいのか、再確認するためにも1日2、3件ケーキ屋さんに行って、それぞれのお店で2、3個ケーキを食べる、みたいな、なかなか狂ったことをしていました(笑)
そのときに出会ったあるケーキ屋さんにすごく惹かれて、ちょうど求人募集していたということもあり、面接を受けさせてもらったら、こんな急にお菓子屋さんになりたいって言ってる奴、採用してもらえる・・・?と思ったけど、採用してもらえて。
そこから私のお菓子屋さん人生がスタートしました。
長くなりましたが、普通に会社員をしていた私が、全く違う製菓業界に転職した道筋は、こんな感じです。
こんな思い切ったことは今までしてこなかったので、私どうなっちゃう?!と自分自身でも思っていたけど、一回吹っ切れたらイケイケどんどんな感じで、今に至ります。
その後のケーキ屋さんや専門学校のこと、開業までのこともまた書き記していきますね。
読んでくださってありがとうございます◎
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