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マッターホーンのバウムクーヘンはやみつきになる。

どこのバウムクーヘンが好きですか?と聞かれたら、食い気味で即答したい。「マッターホーンのバウムクーヘン。」

一度食べたらやみつきになってしまう、摩訶不思議なバウムクーヘンの謎に迫ります。



1.うま味の塊。無限バウムクーヘン。

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バウムクーヘン 丸型
マッターホーンより画像引用

マッターホーンのバウムクーヘンは、病みつきになる。
美味しいバウムクーヘンはたくさんあるのに、何が違うのだろうか。
わからないけど、何かが違う。

正体不明のうま味のようなものが、練りこまれていると思う。
まず、口に入れた瞬間にリッチな卵味が口いっぱいにひろがる。それだけでも至福なのに、しっとりとした食感がそれを増幅させてくる。くちどけの良さとか言ったら月並みだけど、そうなんだ。

さらに何層にも細かく重なっている断面の美しさと、レトロな雰囲気のパッケージが絶妙で、他にない雰囲気をかもしている。

ちなみにカットとホールがあるけど、カットももちろん美味しいけど、ホールがまたさらに美味しい。微妙な水分量の違いなのか、分厚く切って口いっぱいいれたら、飛ぶよ。
日持ちは4日だけど、気を付けないとホールの半分なくなっていたりする。1人で。そして、予約しないでお店に行ってもほぼ買えないから、予約した方がいいと思う。

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バウムクーヘン
マッターホーンより画像引用

2.一度行くとどうにも恋しくなっちゃう学芸大学のノスタルジックな老舗with鈴木信太郎画伯


マッターホーンは、東急東横線の学芸大学駅から歩いて1分くらいのところにある。創業して69年とは思えないくらい、ロゴやらパッケージやらが素敵なお店だ。

パッケージの特徴的な手書きの絵。どこかで見たことあるなぁという人もいるかもしれない。けっこうインパクトあるこの絵は、鈴木信太郎さんという昭和を代表する画家さんの絵だ。他にも洋食屋さんや、お寿司屋さんのパッケージに使われたりしている。

この絵の雰囲気と、お菓子の雰囲気がなんだか非常にあっていて、実際のお店も洗練されたノスタルジックな雰囲気がある。
でっかいショーケースに、三角のケーキに銀パーチ(ケーキの下にひかれているやつ)、最近のケーキ屋さんではみかけない形や名前のケーキが、たくさん並んでいる。

そして奥には喫茶室。ここにも鈴木信太郎さんの絵が飾られている。メニューにクリームソーダがある所も、ちょっとノスタル。

学大に住んでる人、いいなぁぁぁ~~~っと心の声が漏れてしまうくらい、近くに住みたいと思う素敵なお店だ。


おまけ.夏限定ソフト


喫茶室の夏限定モカソフトは、このためだけに学芸大学にいっても損しないと思う。ついでに祐天寺のアクオリーナにも行けば、冷たいもので昇天コース。


*マッターホーン


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