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神のみぞ知る
令和5年1月21日
最近はいつも泣きたくてね。
今年から私はろくに通わなかった大学に復学する。
1月からリハビリとして自動車学校に通う。
小さいバスに乗り夕陽の川沿いをすぎて、錆びた古い踏切を2個すぎて、バス停に5つ停まって、30分かけて車校へ向かう。
休学が明け、車校が始まり、みんなが卒業する。
この急激な環境の変化を前にのたうち回りたい程の不安に襲われる。胸に言葉が詰まって口から出そうだといつも思っていた。
私はこれから目を背けていたものと急に対峙しなくちゃいけなくて、頼れる友人も恋人もみんないなくなる。
私は向き合うべきものがたくさんある。
大学生活の第2章が始まった気がする。
第1章の時は感じていた希望もなく、躁状態のブーストもかかってないから、まるで初めて大学生になるみたい。
第1章は友達や恋人と出会うための大学生活、
続いて第2章は学校を卒業するための大学生活。
みんなは第1章で卒業したんだもんな。
ほんっとうに私の何百倍も器用なんだろう。
私は歳を食っていて、将来のビジョンもなくて、変に臆病で知らなくていいことをたくさん知ってしまった。
これからは知らなきゃいけないこと受け入れべきこともたくさん見えるんだろう。
神のみぞ知る私の人生。
私はそんなもの知りたくない。
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