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3、私の上司の特徴

これまで「上司」と書いてきたけれど、分かりやすくするためにこれからは高橋さんとしておこうと思う。
こうやって整理すると本当の問題は、高橋さんだけでなく、この高橋さんを許している組織なんだなということがよく分かる。

・業務命令が不明瞭
高橋さんとの打ち合わせの後、他の職員だけで「あの打ち合わせはなんだったのか?結局何をすればいいのか?」という擦り合わせの会議が常態化。

・できないことをやらせようとする
高橋さんは、職員が自分の今持っているスキルを活かすことを評価しない。やったことのないこと、困難なこと、不慣れなことに挑戦するように仕向ける。職員が挑戦して、良い結果がでなかった場合はその職員の責任になる。

・組織の制度にない始末書を書かせる
私は3回始末書を書かされたことがあるが、総務部より「そのような書類は存在しないし、会議でも共有されたこともない」と聞いた。
しかも私が最後に書いた始末書は、「反省を感じない」という理由で2回修正指示が出ている。バージョン3を提出したが、高橋さんが「満足していない」という理由で有耶無耶になっている。

・組織図にないチームを作っている
高橋さんが作った「チーム」が複数あるが、組織図にない。「チーム」の拘束力が強く、高橋さんの許可を得ない提案や発言を他の会議ですると、高橋さんに怒られたり嫌味を言われたりしてしまう。ちなみにどの「チーム」にも所属していない職員ももちろんいる。

・「情熱を感じない」という修正指示
私が書いた企画書や提案書は、ほとんどが高橋さんによって却下されている。「本気じゃない」「情熱を感じない」という理由なので、何度修正しても許可がおりない。組織図上、私が会議に企画書や提案書を提出するときは、事前に高橋さんの許可をもらう必要はない。他の職員も当然そう。

・高橋さんが許可した企画は、精査されない
他部署の職員、複数名で構成される企画会議がある。しかし、「チーム」の職員が提出した企画や提案は、「高橋さんの息がかかっているんでしょ」という理由でろくに議論されずに可となり、予算会議に進む。

・身体を張って働くことことが美徳
お盆に徹夜して働いた、肉離れするまで歩いて営業に回った、ストレスで顎が外れた、などなど武勇伝がある。飲み会などで、それに言及されるととても嬉しそう。

・辞めてゆく人に冷酷
高橋さんは休職中の人や、辞めてゆく人の悪口を言ってはばらない。新人から育ててやったのに恩知らず、社会人としての礼儀を知らない、などなど。

おわり。

楽しくない話ばかりで恐縮ですが、誰かの何かに役に立つような記事になるように頑張ります。