結末が思い出せなかった作品を久々に見直した

こんにちは、おやすみです。
前回の記事の最後に爆散してしまい、欠片を探していたら時間が経っていました。

 さて皆さんは、一度観たはずの映画やアニメの結末だけがどうしても思い出せない事ってありませんか。断片的なシーンの回想は出来るのに、肝心のラストでどうなったか…全く思い出せなくモヤモヤするといった経験です。

 私はそういう事が度々あるのですが(あってはいけないだろ)、なぜそうなるのかとふと考えた時に「その結末に納得がいかなくて勝手に記憶から消している」という事が起こっているのではないかとふと気が付きました。

 私は通勤時間に動画配信サービスでアニメや映画を観ます。その日も適当に作品を漁っていたら、中学生の頃にハマっていたアニメが出てきました。2000年代に放送していたハチャメチャにかっこいいガンアクションアニメです(分かる人には分かる)。
 私は地方のテレビ局で放送されていた再放送を見ていました。となると約10年ぶりくらいでしょうか。全部で29話あり、1期2期と放送され、少し間をあけてのOVA形式です。OVAだけDVDを借りたか何かで見た記憶があります。しかし、どういう訳かそのOVAの結末だけがどうしても思い出せません。

 視聴を進めていくと、ある一つの事を思い出しました。
 主人公の性格の変わり様が許せなかった(あるいは置いて行かれたようで失望した?)のです。
 物語の初めのうちは頼りなさ全開だった主人公が、様々な経験を通し、多くの人に影響されつつもたくましく成長していく…(←物語の本筋とは異なります)よくある話と言えばそうなのですが、あまりの変貌ぶりに理解が追い付かなかったのです。

 とくにOVAになったとたんまるで別人のようで、結果としてこれは私の知っている主人公じゃない!OVAだからだ!主人公の変化にグラデーションが無さ過ぎだろ!とクソみたいな理由でなかったことにして記憶から消していました。(実際はOVAだからとかはなく、原作に忠実なんですけどねー。)

 という、わがままお気持ち中学生をこじらせていたおやすみ女史は、もう一度主人公に向き合って彼の人生を歩みなおそうと決意したのでした。彼の変化にグラデーションはあったのか、何が彼をそうしたのか、ちゃんとこの目で確かめてみようじゃないか…。と。


結論としてはちゃんと全て描かれていました!!
当時の私がおバカちゃんでした!!
ほんっとにすみませんでしたっ!!
主人公が変貌するまでのターニングポイントは何度もありました。

 そっか!だからココに繋がるのか!だからこの選択肢を選ぶようになるのか!あんな顔もするし、自分が望む結果の為なら平気で他人を傷つける事も出来るようになるのか!!と。
 そしてあれは中坊には難しい作品過ぎたのだと反省しました。イキりヲタクキッズはこれだから困るんですねぇ。ぜんぜん物語を理解していないじゃないか、まったくもう。

 ということで、みなさんの中にも結末に納得がいかず記憶から抹消している作品は少なからずあるのではないでしょうか。
 え、そんなカスは私だけ?……はい、スミマセン。

 とはいえ、子供のころに見た作品を大人になってから見ると新たな発見や、理解できるネタがあったりするのでお勧めです。
 もしかしたら、登場人物たちの苦悩に寄り添えたりするようになっているかもしれませんしね!(やけくそ)

〈おしまい〉


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