どんなお客さんが泊まりに来ているのか、分析してみました。パート1。

今日は久しぶりにゲストハウスの話です。
最近はnoteの更新がおざなりになっていたので、少し真面目に書きます。

2年間営業してみて、それなりにデータが集まってきたので、データ分析をしてみることにしました。今回集計したのは以下の3つの項目です。

①男女比
②予約方法(自社サイトなのか、OTAなのか)
③朝食の有無

そもそもひととまるが、どんなゲストハウスかはこちらをご覧ください。

それでは早速結果発表です。といきたいところなのですが、先に補足説明をさせてください。今回は組数のデータですので、多少誤差があります。
男女比は予約者の名前で分けてますので、例えば4人組で男2、女2の場合でも男の人が予約者だった場合は男の方にカウントしています。
とはいえ、そこまでずれていないと思ってもらって結構です。
それではぜひご覧くださいませ。

集計数:575組

①男女比について

男性:280組、女295組
日々の営業の体感だと、女性の方が少し多いかなと思っていましたがほぼ半々でした。

②予約方法
airbnb、booking.com、自社サイト、紹介の4つで分類しました。

airbnb:59組
booking.com:235組
自社サイト:218組
紹介63組

OTA(予約サイト)が合計294組で半分を少し超えています。ひととまるの場合は2サイトだけですので、宿泊業全体の平均からすると多くないのかもしれませんが、もっと減らしていきたいです。来年は4割を目指して施策を打っていきたいです。

手数料が取られることも理由の一つですが、一番の理由はミスマッチをできるだけ減らしたいからです。経営的なことを考えればたくさんの人に泊まっていただくのがいいのですが、それだと一人一人の満足度が下がると考えています。お客さんを選ぶなんて高飛車!と思われる方もいらっしゃると思いますが、ひととまるは、古い空き家を改装したゲストハウスですので、ホテルのように設備が充実しているわけでもありません。間違いなく万人受けしません。

また竹野自体も、隣の城崎温泉のように観光地として整備されているわけでもありませんので、不便なことも多いです。

OTAですと、「ゲストハウス」を知らずにホテル的なものを求めてくる方がいたり、うまくコミュニケーションがとれなかったりして、双方もやもやすることがあります。
そういう状況を少しでも減らしたいので、OTA経由の予約はできるだけ減らしたいと考えています。理想は自社サイト100%ですが、さすがにそこまでは難しいので、うまくOTAとも付き合っていって、ミスマッチの減らし方も学びながらやっていきたいと思っています。


③朝食の有無
ひととまるでは、チェックイン時に朝食の有無を聞いています。
ちなみにこんな感じです。※今は小鉢がもう一つ増えました。

結果:310組の方に朝食をお願いされました。
6割弱なので、ゲストハウスにしては多い方ですよね。ちなみに頼んだ方のほとんどがおいしかったと褒めてくれるので、おすすめです。

朝食も当初は干物が目玉焼きだったり、小鉢がもう少し地味だったりと今思い出せばなんであんなメニューにしたのかなと思うこともあるのですが、2年間の蓄積で今の形に落ち着きました。
ちなみに目玉焼きをやめた理由は、作る人によって焼き具合が変わること、黄身の硬さの好みが違うことなどで評判があまりよくなかったのと、せっかく海沿いに泊まりに来ているので、お魚を食べてもらいたいなぁと思ったのがきっかけで変えました。干物は自家製か知り合いに作ってもらったものなどを使っているので、愛情たっぷりです。

ということで第一回目のデータ分析でした。
ただ分析するだけではなく、今後の宿運営に生かしていきたいです。
あと、どんなデータがあればいいかってことも、もう少し深掘りして考えてみようと思います。もしこんなデータとったらいいんじゃないってのがあったらぜひ教えてください。


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