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全員を満足させることなんてできない。

ここ最近、ひととまるで接客をして感じたことです。
率直すぎて涙出ちゃう。

同じ対応をしても、人によって反応が全く違います。
楽しむ気持ちがない人を楽しませることはできません。
こちらがどれだけ頑張ったって無理です。

たかが2年間の経験ですが、性別とか、年齢とか、出身地とか、全く関係ないことがわかりました。
若くても無愛想な人はいるし、年配の方でも話が盛り上がる方もいます。
さらに言えば、ゲストハウスが初めての人でも、知らない人でも楽しもうと思う気持ちがあれば、ハイパー楽しめます。

もちろん、施設的に、対応的に問題があることもあります。
でも、正直言えばこちらに問題があることなんてほぼありません。細かい改善点は盛り沢山だとしてもそれがつまらない時間を過ごす原因にはなりません。

だから、空間作りとして、接客対応として、思考をめぐらして最善を目指しますが、それと同様に大事なのはいかに「いいお客さん」に泊まってもらうかってことだなぁとつくづく思います。

つまり予約の段階で勝負は決まっているのです。
ひととまるとして、ただ売り上げがたくさん上がればいいって考え方は徐々に捨て始めていて、お客さんにどれだけ満足してもらえるか、満足してもらえる人をどれだけ増やせるかって考えにシフトしています。
※徐々にっていうのがポイントです。

だからどんな発信をしていくか、どんな売り出し方をしていくのか、試行錯誤をしていきたいと思います。
同時に短期的なお店作りを目指すのではなく、長期的な視点でお店を作っていきたいです。

そうそう、お客さんとの相性を見極める一つの基準があります。
竹野には歩いて約10分のところにコンビニとスーパーが一つずつあるのですが、「えっ、コンビニもスーパーもあるの!」って人は相性のいい人で、「えっ10分も歩かないといけないの」って人はちょっと相性がよくないです。

前も書きましたが、不便なところなので、その不便さをゆっくりできると捉えるか、なにもないと捉えるかで全然印象が変わってきます。
もしかしたら、そのあたりの伝え方にミスマッチを避けるヒントがあるのかもしれません。

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