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糖質制限人気による風評被害者!?お米の良さを再認識させられた話

どうも、血液検査の時は看護師ガチャに悩まされるスタッフKです。私の腕の血管ってそんなに見つけにくいですかね。

さてさて血液検査の結果が返ってきました。折角ですのでこちらに掲載させて頂きたく存じます。

去年から一年分。

γ-gtpがどえらいことになっているのは気にしないでください。こいつぁもう10年くらいこんな感じなんです。それでも流石に1000越えは焦りましたけど。

ご覧になって頂きたいのは一番下、HbA1cの数値。
5月の検査では11.6という、いよいよ足とお別れかもといった恐怖が頭をよぎっていましたが、今回の検査ではなんと6.1!数年ぶりにHのマークがこの欄に付かなかったのです!!

他では負けてますけどね。中性脂肪とか。

もちろん血糖値も下回りたいのですが、この日は10時ごろにご飯を食べてしまったせいか血糖値が少し高め。次の検査では血糖値を二桁に下げたいですね。

そんな血糖値や糖質制限で目の敵にされがちなのがお米。

ただ、いつも私は疑問に思うのです。
糖尿病患者が糖質をコントロールするために米の量を制限されるのは仕方ない。
ですが、どうしてダイエットする人までお米を嫌うのか。
弥生時代に稲作が始まって二千年以上、日本人は米と共に歩んできました。

日本人なら米を食え

ダイエットに糖質が絡むからといって米の量を制限するのは、
ダイエットに効果がありますといって健康な人に糖尿病患者用の薬を処方して問題視されている行為とそんなに変わらない気がしますね。

我々肥満族にとっては薬となっても、一般の方々にとっては健康被害をもたらす可能性もあります。痩せてりゃいいってもんじゃないです。太ってても何もいいことないですけどね。膝とか痛むし。

そんな中、我々肥満族とは対極にいる存在、お笑い芸人のなかやまきんに君がこういった発言をしておりました。

痩せるというよりは筋肉をつけるという観点からのお話ではありますが、米食を推進するという点で一役買ってくれています。

そんなお米ですが、調べましたところ在来種と呼ばれるお米がある事に気付きました。
この在来種のお米は【もち米】と【うるち米】の役割がはっきり分かれている点が特徴ですね。

米の主成分であるでんぷんは、アミロースとアミロペクチンの二種類で構成されており、もち米にはアミロースの含有量がほぼ0%なのに対し、うるち米には約20%弱含まれています。このアミロースが糖化を抑え、消化及び吸収の速度を緩やかにしてくれます。

一方のアミロペクチンは粘度を高める働きがあり、そのおかげでモチが作れるのですね。モチって美味しいですけど、昔は慶賀や祝賀等にしか食べる事の出来なかった高級品なのです。ですが近年のお米は品種改良という開発が進み、安価で美味なもち米の大量生産が可能になり、食卓で普通に味わえるようになりました。これが所謂【糖質制限】派が米を目の敵にすることに繋がっていったのです。

という事は、もち米系から人の手が加えられていない在来種に変えることで、図らずも美味しいお米が食べられるという事になる訳ですね!

そんな在来種を生麹に加工した逸品がこちら。

先週の麹の話と合わせて今回の話を読むと、米って大事なんだなと改めて痛感させられましたね。米の良さを再認識しながら味わっていきます。HbA1cに影響が出ない程度に。