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最近の日米株下落で考えたこと。

⭐︎29日の日本株概況
 29日の東京株式市場で日経平均株価は続落。終値は前日比298円50銭(0.77%)安の3万8556円87銭だった。国内債券市場で長期金利が上昇(価格は下落)し、PBR(株価純資産倍率)の高い銘柄に売られた。

⭐︎29日の米国株概況
 29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、終値は前日比411ドル32セント(1.05%)安の3万8441ドル54セント。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期が後にずれるとの見方が根強く、米長期金利が上昇したことで、株式の相対的な割高感が意識されたことから売りが広がった。

⭐︎30日の日本株概況
 30日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、終値は前日比502円74銭(1.30%)安の3万8054円13銭。日本や米国の長期金利上昇を警戒し、ハイテク株を中心にリスク資産を圧縮する動きが優勢だった。

⭐︎30日の米国株概況
 米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、終値は前日比330ドル06セント安の3万8111ドル48セント。前日夕に発表した四半期決算や見通しが売り材料となったセールスフォースが急落し、ダウ平均を押し下げた。主力株の一部にも売りが波及し、ダウ平均の下げ幅は400ドルを超える場面があった。

⭐︎直近の下落で考えたこと
 直近の下落では、日米金利上昇によって割高株を中心に売られているが、PERは過去10年の+1α(天井となったとこ)付近ということもあり、利益確定の機会になっているように思える。6月はオプションや先物の清算月であり、下落しの値幅、急落には注意したい💦


 

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