4/22〜今週の相場注目事項

先週は米国小売売上高とFRB高官の発言、中東情勢悪化などによって、利下げ期待が大幅に後退したことで、日米株価は下落。リスクオフの様相に…😭
今週の株式相場に影響を与える主要なキーワードは「中東情勢」、「米国決算発表」、「日銀会合」以下にそれぞれの要点をまとめると…

①中東情勢
中東リスクが市場に影響を与えており、特にイランとイスラエル間の緊張が高まっている。
イスラエルはイランに対してドローン攻撃を行い、中東の地政学リスクが意識されている。
G7外相会合では、中東情勢について自制を求める共同声明が採択された。
今回の攻撃に対して、イスラエル、イラン当事国からの声明はなく、イランは静観。引き続き、原油価格上昇→インフレ懸念→米利下げ期待後退の要因となる中東情勢に注意‼️

②米国決算発表
今週は米国の大手企業の決算発表が予定されており、市場の動向に大きな影響を与える可能性がある。
特に23日テスラ、24日メタ、25日アルファベット(グーグル)、マイクロソフト、インテルなどのテクノロジー関連企業の決算に注目が集まっている。生成 A Iへ高まった期待の反動か、オランダ半導体製造装置大手 ASMLは市場予想を下回る受注額、TSMCは24年の半導体市場全体の成長見通しを引き下げたことで下落しており、「期待ハズレ、好材料織り込み済」に注意⁉️

③日銀会合
日本銀行は4月25日から26日に金融政策決定会合を開催する。市場予想は現状維持が多く、追加利上げの見込みは少ないですが、円安進行によるインフレ再燃のリスクが懸念されている。植田和男総裁は18日、G20財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で、円安進行に伴う物価高について「無視できない大きさの影響になれば、金融政策の変更もありえる」と述べた。円安の影響の分析を進め、今後の金融政策を判断していく姿勢を示しており、25日深夜〜26日の報道には注意❗️また、政策変更がないことで、円安が進行した場合も26日〜30日早朝にかけての為替介入にも注意❗️

日本株は35000円〜36000円の安値を警戒•意識しつつも、決算内容だけでなく自社株買いや増配期待から、リスクオフ局面など考慮しつつ日経高配当株などを中心に長期投資に向けて「悲観での買い」を検討したい局面か??

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