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【暴露系noter?】有名人の思い出

私は業界紙の記者だったこともあり、いろんな有名人にお目にかかりもした。オフレコに抵触しない限りで、有名人とのエピソードを話したいと思う。(敬称略、肩書は当時。小池栄子編宮崎あおい編青山真治編柴田元幸編はリンクの通り)

浜田幸一(コメンテーター)
大学1年生のころ東大の本郷キャンパス近くの歩道を歩いていたところ、ボディガード付きの浜田幸一に出くわした。テレビ映りどおりの人相だったので、思わず指を指して「あっハマコーだ」と叫んだら、「よう、東大生」といって腹を殴られた。この話をするとみんなから「指を指したお前が悪いじゃん」と言われる(正論)。ちなみに私は東大生ではない。なんでも五月祭(東大文化祭)の基調講演者だったので聴講したら、「お前は共産党員か」と絶叫するなど、お茶の間の親しみやすさはみじんもなく、聴講者は大いに戸惑っていた。ていうか主催者はもっと立派な政治家呼んで来いよ。OBに一杯いるだろ、と当時思った。

小池百合子(衆議院議員時代)
豊島区を選挙区とする衆議院議員時代、豊島区のビジネスパーティで選挙協力をアピールする小池百合子に遭遇した。豊島区のみなさんに熱心に名刺を配っていたが、「私は練馬区民ですけれど」というと、「あっそう」と言って踵を返されてしまった。まあ印象通りの人だった。

石井一(衆議院議員時代)
民主党政権時代に講演を聴いたが、大阪の副都心構想について話していたのに、突然「今日、聴講に来てくれたみなさんへのプレゼント」と前置きし「横田めぐみさんはすでに亡くなられている」と発言した。のちに、同様の発言がすっぱ抜かれたが、当時は絶句し、よっぽど新聞に書こうかと思った。

秋篠宮眞子様
東京ビッグサイトで開かれたブックフェアのクライアントブースに挨拶に行って、おしゃべりをしていたのだが、みんな顔が強ばっていたので、振り返ると眞子様が真後ろに立たれていた。ブースに視察に来られていたのだ。記者人生最大級の大失態だった。華やかなお召し物で少し大柄の若い女性だった。

松平定知(NHKアナウンサー)
「私の取材ノートから」という非常に興味深いタイトルだったので聴講したら、90分間、NHK大河ドラマ「篤姫」のストーリーを読み上げているだけだった。時間が来ると挨拶一つせずに退場した。不祥事のイメージそのままの印象だった。

堀江貴文(実業家)
1000人を超える記念式典の基調講演者だった。高齢者ばかりの出席者に、登壇したホリエモンは一瞬ひるんだようにも見えたが、機転を利かしてスマートフォンの由来など基本的で無難な話に切り替えた。骨伝導技術がビジネスになると話していた。高齢者から「孫がネットばかりやって勉強しないんですけれども」というと、「好きなことはやりたいだけやらせたらいいじゃないですか」と答え、高齢者たちの反感を買っていた。個人的にはやっぱり頭のいい人だとは思った。

宗次德二(ココ壱番屋創業者)
名古屋で名経営者の話を聴けるかと思ってみんな非常に楽しみにしていたら、早起きと掃除は大切だと話した後、残りの85分、お茶を濁していた。話すことが本当にないみたいだった。ゴルフは130台と話して失笑を買っていた。

一瀬邦夫(いきなりステーキ創業者)
ちょうど業績が絶好調から反落するタイミングで、展示会の基調講演に出ていた。過剰出店について、「私もグーグルマップで一生懸命、どこに出店するのか考えたのですけれども」と話し、「グーグルマップかよ」と総突っ込みが入っていた。

佐々岡真司(元広島カープ投手)
イメージ通り、真面目で、誠実な人だったが、当時カープはそんなに人気ではなく、あまり盛り上がらなかったので、質問コーナーで、「引退試合で村田(修一)にホームランを打たれた感想を教えてください」と言ったら、司会者から「広島テレビで最大のタブー」と釘を刺された。もちろん冗談なのだが、冗談とは思わない聴講者から冷たい目で見られた。佐々岡さんは「マツコと有吉」にも突っ込まれたなあ、その話、話題なんですか?と真面目に感心していた。

遠藤一彦(横浜ベイスターズコーチ)
ベイスターズファンだったので、沖縄の秋キャンプを見に行った。何気なく球場の垣根を越えようとしたら、「危ないぞ」と大声をかけられ、振り向いたら大ファンの遠藤コーチだった。私はこんなエピソードばかりである。

清水宏次朗(俳優)
映画『ビーバップハイスクール』で有名になった俳優。当時では珍しいホストクラブを六本木に開店したというので挨拶に行った。レコード大賞新人賞を獲ったという自慢の歌声を聴いた後、私がビートルズの「レットイットビー」を歌ったらこっちの方が客に受けて形無しのようだった。森田健作も来ていた。

朝潮(高砂部屋師匠)
上司の結婚披露宴のためのビデオレターの撮影についていった。高砂部屋は当時から筋トレルームとか完備していて圧倒された。「これから伸びる力士ですから」と紹介されたのが、のちの朝青龍だった。

…そろそろ、お開きにしたいと思います。。。

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