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小さなお子さんとの向き合い方。

ちっちゃなお子さんとの向き合い方を考えたいお父さんお母さんに僕が大好きな本を2冊紹介します。
うちの子が産まれたときに初めて手に取り,時間がゆるす限り実践してきた大事な本です。

お父さん,お母さん。
お子さんには,とにかくたくさんの言葉をかけてあげてください。もちろんオトナの価値観を押しつける言葉ではありません。
褒める教育とか,叱らない教育とか,そういうことはもう後回しで,オトナの理屈を教えるでもなく,投げかけるでもなく,今感じていること,空や雲,風。花の匂いや近所の家から漂うカレーの匂い。閑静や喧騒。世界の広さや無限の可能性も。
そして,あなたが産まれてきてどれほどうれしかったのか。

そうだな。
うん。
「世界と愛」のお話をしてあげて欲しいのです。

ルールを教えるとか,約束を守らせるとか,規律正しい日々を送らせるとか,そういうことは本当に後回しでいいのです。なんならしなくったって良いのです。



親としての愛情を。
あなたがこの世界に産まれてきてくれて,僕らがどんなにうれしかったのかを。そして,あなたが産まれてきたこの世界がいかに素晴らしいかを。


それが科学的にどんな効果を生むのかは専門家に譲りますが(そして,そういうデータはないかもしれませんが),そういうアカデミックな話がしたいわけでも,ましてスキルやテクニックの話がしたいわけでもなく,ただただ声かけはすなわち愛情の投げかけなのだと信じているだけです。



僕は知人の出産祝いには必ずこれを送っています。
ぜひぜひ。

アドラーは僕の人生哲学を書き換えましたが,子育てにこそアドラーはきっと役に立ちます。勇気を持ってアドラーを実践するお父さんお母さんを勇気付けてくれる一冊です。

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