見出し画像

「言われたことだけやっていればいい」は令和の話

~演出家の視点から経営者の心情をのぞいてみた~


 それぞれが経営者の目線で考えることはとても重要な事だとずっと思っている。
だが、それを推奨するふりをして押さえつけている企業もまた多すぎるほどに存在する。

「言われたことだけをやっていればいいんだ」 それは、令和の話である。

 とはいえ、多くの「社員」が経営者目線でと言われたところで難しいのが日本です。

子供の頃には「親の言う事をよく聞く」ことを叩き込まれ、学生になると「先生絶対主義」そこから社会人になってみると最初の入社研修で「個人」の意見など吹き飛ばされてしまう。

ほとんど映画『フルメタル・ジャケット』である。

正直、「言われたことだけをやっていればいい」ことに、はっきりとデメリットを感じられないのも問題である。

何しろそれなりに給料が入り、それなりに生活ができる。
業績が悪くなっても会社のせいだから私たちは関係ないと思う。

もっと視野を拡げなくてはといっても、視野を拡げる過ぎては他所に行かれてしまうという経営者の嘆きもある。

こうした背景の問題点として、社員に対してのプレゼンが上手くいってないので仕方ない。
「社員なのだからわかるだろう」は昭和の考え方で、社員とは「労働力を取引するお得意さま」とこちらも考えなくてはならない。
キチンとプレゼンし、メリット・デメリットを共有し、この取引の先にある「お互いに良い未来」を提供する約束が出来ていなくては、取引中止も仕方ない。

そんな社会だ。

私は若い頃、俳優だった。
俳優にも強烈なプレゼン能力が必要とされる。
しかも、組織全体を視る必要があり、企業とも共通だ。
続きはこちら↓
https://note.com/oyakudachidonet/n/ncf389edc4a0c


https://twitter.com/artart61847673