見出し画像

「母の料理はいつも大盛り」 体験note #2

#創価学会 の真実は #体験 の中にこそある。

↑我ながら格好つけたテーマを掲げましたが、笑
創価学会について、世間では良くも悪くも、様々な評価がされていると感じています💡
ありのままの創価学会を多くの方に知っていただきたいと思い、noteに僕の家族の体験を書き記します📖

今回は「#2」として第2段、「母とうちの一家」の体験になっています🙋‍♀️
父の体験を綴った「#1」とも繋がっている部分がありますので、もしこのnoteが良ければ、前回のもお読みいただけたら嬉しいです🙇‍♂️

愛する父(夫)との別れ

僕が小学2年生の8歳、弟が3歳、母とは結婚10年くらいの時ですかね、
父は交通事故で霊山へ旅立ちました🧳

僕は物心ついたくらいの頃で当時のショックは薄かったですが、母の悲しみは特濃だったに違いありません。
僕も今では大人になり、最愛の人を亡くすことがどれほどの苦しみか。今書いていて胸がきゅっとなるほど、わかる気がします(><)

当時の母は、幼い子どもを2人抱え、仕事もしていなかった。これからどうすればいいのか。
残酷なまでに、母はさらなる苦難も背負っていました。

病魔に負けない

母は父が亡くなる少し前に、「潰瘍性大腸炎」という病気を患っていました。
免疫のコントロールがうまくいかず、大腸を自ら傷つけてしまう、厚労省指定の難病。近年増えている病気みたいですね。
お医者さんからは(当時)「人の10倍、大腸がんになりやすい」なんて言われ、僕ら子どもも幼いながらに心配していた記憶があります。

母は、“創価学会の信心をしているのに、なんでこんなに不幸になるの”と、この信仰を疑いかけたそう。極限の悲しみの中、わからなくもないですよね。

しかし母はその時、若い時に学んだ御書(日蓮大聖人の仏法書)の一節を思い出します。

“私も、私の弟子たちも、様々な苦難があろうとも、疑う心が無ければ、自然に仏界にいたる(仏ような強い心を得られる)のだ。
天の加護が無いことで、疑ってはいけない。現世が安穏でないことを、嘆いてはいけない。このことを我が弟子に朝な夕なに教えてきたけれども、疑いの心を起こして、皆この信仰を捨ててしまう。
拙い者の習性とは、約束した事を、まことの時に忘れてしまうことである。”
「開目抄」より(自分なりに現代語訳)

“そうだ、今こそが、まことの時なんだ”
“今疑って信仰を捨ててしまってはいけない。子どもたちと幸せになるために、この信心でもう一度立ち上がっていこう”

と、その時母は心に決めたことを、僕ら兄弟が大きくなってから教えてくれました。
この御書の一節は、僕ら家族にとって、大切な座右の銘になっています🖊️

以来もう20年以上、母は、始めの頃は苦労したそうですが、長く寛解期を勝ち取り続け、元気にしています✌️
病気にはなったけど、“病魔”に心は負けなかった。
母がこの信心で心を鍛えてきた、賜物だと思います✨

昨年秋、父のお墓参り🫰


祈る背中が頼もしかった

話は戻って、父が亡くなった後のうちの家族は、母の奮闘によって回っていきました🏃‍♀️💨
母は仕事を見つけ、仕事から帰ったら晩ごはんを作り、子どもをお風呂に入れて、、
これで母親業は終わり。そのあと母は、お題目(南無妙法蓮華経と祈ること)をあげていました🙏

幼き日の僕は、お風呂から上がると決まっていつも母が題目をあげていて、その時間が好きでした。
なぜなら、、、ゲームボーイし放題だったからです😈笑
当時ゲームは1時間だけの約束でしたが、母が祈ってる時間はフリータイム!ポケモン赤緑にハマってましたね~(僕はオニドリルが好きでした🐤好きなポケモン、リプで募集します笑)

その時間が好きだったのにはもう1つ理由があって、子どもながらに、母の祈る声が好きだったんです。なんか安心したんですよね~😊
母は祈っている時、悲しみや病魔と格闘していたんだと思います。仏壇にファイティングポーズしてるみたいで、頼もしく見えた💪

背筋がピンと伸びた母の祈る背中、今では僕も真似して、姿勢よく祈ろうと心掛けています🙏

母がたくさんお題目をあげてきてくれたから、今の僕があると、心から思っています。

“愛情”はごはんの量に比例する?

当時、母が決めた家訓が1つありました。
「晩ごはんはなるべく家族みんなで食べよう!」です🍚
ごはん食べながら、母と弟と、何でも話す。この時間が、今でも仲の良いうちの家族の、基礎を作り上げてくれたと思います💡

ただし難点も。
母の手料理はおかずが大盛り!(タイトルの画像は、母特製の、からあげを進化させた酢豚ならぬ“酢鶏”)
+ そして仕事終わってから作ってくれるので、ごはんの時間が遅い!
= ハイ。太りやすい。今もダイエット必死😭

けどごはん大盛りの分、愛情も大盛りなんだと、噛み砕いております。笑

いや実際本当に母は、愛情を僕たちにたくさん注いでくれました🫶
僕はサッカー少年だったんですが、スパイクがすり減ると、何も言わなくても母は買ってきてくれたり。特に青と黒のadidasのスパイクが、超お気に入りでした👟⚽
貧乏だったので旅行やレジャーにはあんまり行けなかったけど、ビデオ屋で借りた映画やアニメをみんなで観たり。

懐かしのパティーク・トップ(わかる人いるかな)

早く父を亡くして、母も難病で、、傍から見たら“不幸な家族”だったかもしれません。
でも違う。強くて優しい、太陽のような母のおかげで、お金はないけど愛情のあふれた“幸せな家族”になれました✨

「太陽の仏法」を受け継ぐ

そんな母は今、「地区女性部長」という学会の役職で、小さな地域の中で、学会員さんたちのため・地域のため、もう10年以上、活動しています。
人前で話すのは緊張しちゃって本当に苦手で、少しドジな母。もはや可愛く思える😇笑

人間だから時には弱い一面を見せるのも、うちの母です。でも母はずっと信心を貫いてきた。
嵐もあれば、雪の日もある。しかし太陽はその時も、雲の上では厳然と輝いている。
まさに母は、どんな状況下でも、心に「太陽の仏法」を持ち続けた人だと思います☀️

◇ 苦難に負けない信心
◇ 一家和楽の愛情あふれる信心
◇ 地道に人のために尽くす信心

母から教えてもらったこの信心を受け継いで、僕も太陽のような人間になれたらと思います🌅

幸せな家族は世界を変える

せっかくなので最後に僕の思いも🖊️
好きな映画の1つ『最高の人生の見つけ方』🎞️
この作品は端的に、“お金で買えないものが愛だ”ということを教えてくれます。

ラストの伏線回収が最高に美しい名作✨

人生・生活のすべての基盤になるものは、帰るべき「家族」だと思います。
→その家族が愛であふれて幸せなら、人は優しくなれるし、力を発揮できる。
→そしたら社会や世界は、もっと良くなるはず。

こう空想したりします🧐
幸せな家族になるための絶対の方程式なんてないけれど、
最悪の逆境をはね返して幸せな家族を築いてくれた母に、僕は学びました。この信心の素晴らしさを👍

10年以上前、僕の大学の入学式。
創立者・池田先生はスピーチで「親孝行をしなさい!」と何回も何回も叫んでくださった記憶は、鮮明に覚えています。

実は、3・16はうちの母の誕生日。
明日は仕事終えたら、チョコレートケーキを買って帰ろうっと🎂

以上です。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

去年はホワイト・チーズケーキでした🧀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?