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クレヨンとあなたの関係性。
あたたかい日がつづき、屋久島はすっかり春模様。お天気も良くまさに小春日和な2月17日(土)、いろdeアートの会を実施しました。
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着々と準備しているかたわら、そわそわするスタッフの子どもたち。
「もうすぐだよ〜!」という合図とともに、お隣の種子島にてH3ロケットが打ち上がりました。
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一度打ち上げ失敗してしまったロケットの再挑戦。無事に軌道に乗りますようにとみんなで願います。
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ロケットが打ち上がるまもなく、「まだ〜?」「早くやりたいな〜」と急かされながら、いろdeアートの会がはじまりました。
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削ると粉になる、チョークに似た質感のパステルが大人気。
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「色を混ぜるにはどうなるかな?」
大胆にそのままいれてみたり。かき混ぜてみたりと思いのまま。
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紙の上で遊んでみたり。
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太陽に当てて透かしてみたり。
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「そうだ!洞窟をつくろう!」
まったりと過ごす余白の中で、インスピレーションが湧いてきたようです。
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思わず自分もやってみたくなったり。
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自分の作品を見せたり、人の作品を見たり。
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子どもたちの好奇心は、平面にとどまりません。
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偶然をおもしろがってみたり。
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色や触り心地を追求したり。
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選ぶ紙、油の量、クレヨンやパステルの使い方で、さまざまな作品が生まれていきました。
アートの会のように決まった手順がなく、たくさんの道具や素材があるなかで、0から自分のやりたいことを見つけ、深めていく過程には
「何をしたらいいのかわからない」という困惑や、つまらなさが介在することも多くあります。
なんだかしっくりこないとき。人やモノと関係性に変化があると、創造の芽が出てくることがあります。
「クレヨンはトントンしちゃダメ」
「巻紙は破いちゃダメ」
「折るなんてもってのほか!」
もしかするとそういった考えが、実は心の中にあるかもしれません。
しかしながら「クレヨンはこうあるべき」という考えで固定されていると、削ってみたり、油と混ぜてみるというような動きは生まれません。
自分とクレヨンとの関係性が変わる。
道具や素材からさまざまな情報を受け取り、からだで考えたときに、ようやく表現が生まれていくのだと思います。
とはいっても、ご家庭で汚れをまったく気にせず、「好きなだけ、思いっきりやっていいよ」とは言い難い一面もありますよね。だからこそ、安心して創造できる場をひとつの選択肢としてつくりたい、そんな気持ちでいつも場を開いています。
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今年度のOYAKOLABOは全8回。例年より少ない実施数ではありましたが、大きな怪我もなく、多くの方々と体験の機会をご一緒することができました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました・・!
また来年度以降もご一緒できることを、スタッフ一同たのしみにしています^^
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