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立憲民主党 川田龍平 参議院議員@共同親権 令和4年6月2日


第208回国会 参議院 内閣委員会・厚生労働委員会連合審査会

第1号 令和4年6月2日

046 川田龍平

○川田龍平君
 是非、この養育費の問題がやっぱり貧困につながるところのやっぱり非常に大きな、母子家庭や父子家庭も含めて一人親家庭の重要なものになっていると思います。
 私も、母親が離婚しているんですけれども、本当に、その養育費を自分が毎月1回父親のところに取りに行っていたんですけど、本当にちゃんとこの養育費をもらえるかどうかということがやっぱり非常に大きいと思いますので、やっぱりそこはしっかりと今後の、今年の夏以降ということですので、是非しっかり取組を進めていただきたいと思います。
 この養育費の確保の推進と同時に、共同親権の制度の導入に向けた検討も進めるべきと考えます。
 我が国では、子供が未成年の場合に離婚したときは父母どちらかの単独親権となり、共同親権とする選択肢は認められていません。単独親権は、子育ての意思決定はしやすいものの、親権を失った親が養育に関わりにくく、子との交流が絶たれるケースも少なくないとの指摘もされており、近年、離婚後の共同親権の法制化を求める声が高まっています。共同親権については、メリット、デメリット双方あるため画一的な制度設計とするわけにはいかないものの、子どもの権利条約の4原則の1つで、こども基本法案の基本理念にも明記された子供の最善の利益を第1に考えることからすれば、選択肢の1つとして認められるべきではないかと考えます。
 共同親権の導入に向けた検討は法務省を中心に行われているものと承知していますが、こども家庭庁として今後どのように検討して関与していくのか、また法務省と、また野田大臣からの見解をお伺いします。

047 堂薗幹一郎

○政府参考人(堂薗幹一郎君)
 それでは、まず法務省の方から取組の現状について御説明いたします。
 父母の離婚後の子の養育の在り方につきましては、御指摘のとおり、子供の生活の安定や心身の成長に直結する問題であり、子供の利益の観点から重要な課題であると認識しております。
 父母の離婚後の親権制度につきましては、御指摘いただきましたとおり、離婚後も父母の双方が子供の養育の責任を負うべきであるとして、共同親権制度を導入すべきであるとの意見がある一方で、共同親権制度を導入することに対しては、父母の離婚後に子供の養育に関する様々な事項の決定を適時に行うことが困難となるといった慎重な意見もあるなど、様々な意見があると承知しているところでございます。
 法制審議会におきましては、こういった意見を踏まえまして、父母の離婚後の子の養育の在り方などについて様々な角度から調査審議が進められているところでございまして、先ほど申し上げましたとおり、今年の夏頃に中間試案を取りまとめることを目指して調査審議が進められているところでございます。
 引き続き、法制審議会において充実した調査審議が行われるよう、事務当局を担う立場から必要な対応に努めてまいりたいと考えているところでございます。

048 野田聖子

○国務大臣(野田聖子君)
 今法務省から答弁がございましたいわゆる共同親権制度については、現在、法務省の法制審議会において様々な観点から議論が行われていると承知しています。
 引き続き法務省において検討が進められるものと考えていますが、こども家庭庁としては、その状況を注視するとともに、必要に応じて関与してまいります。

049 川田龍平

○川田龍平君
 是非、子供のことにも関わるものですので、本当に是非しっかりと、もっと関わりを深めてほしいと思っています。
 私もずっとこの共同親権については、DV被害者の方たちの声を聞いてなかなか進むべきではないのではないかと思いつつも、ただ、実際に連れ去りに遭った親の話も聞くと、やっぱり子供にとっても、本当に考えると、やっぱりここは本当にもう一度改めてしっかり考えるべきではないかと思っております。
 子供の最善の利益の観点からすれば、既存の子供施策において行政の都合を優先した制度設計になっているものも、子供の視点で検証し直して見直す必要があると考えます。


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