我が家の雑なカルボナーラの作り方
お節に飽きたらパスタもね!
…と言う方がどれだけいるかは分かりませんが、少ない材料で、フライパン1つで作る「雑なカルボナーラ」の作り方をご紹介します。
名前の知られたパスタの中では、カルボナーラがかなり好きなんです。
ベーコンを自家製するようになったのは、美味しいカルボナーラが食べたかったからと言っても過言ではありません。(ベーコン鍋が食べたかったから、と言う理由もありますが)
昭和の時代、田舎の食卓でスパゲティと言えばミートソースかナポリタン。大学生になって友達とカプリチョーザなどに行くようになってから、初めてカルボナーラと言う存在を知りました。
初めて食べた時は、何と美味しいスパゲティだろうか!と感動したことを今でも憶えています。そして、気に入った料理は食べ続ける習性があるので、しばらくはどこに行ってもカルボナーラばかり食べていました。(案の定鬼のように太りました)
時々、よくある牛乳や生クリームを入れたレシピでカルボナーラを作って食べていましたが、本場ではカルボナーラに牛乳も生クリームも入れないと何かで読んで、それなら!と作り始めたのが、このカルボナーラです。
【材料】(2人分)
・乾麺のパスタ … 160g
・卵 … L玉2個
・ベーコン … 80〜100gくらい、お好みで
・塩 … お湯1Lに対し小さじ1強
【作り方】
1、深めのフライパンに8分目くらいのお湯を沸かします。
2、ベーコンは1.5cm幅に切っておき、卵は丁寧に溶いておきます。
3、お湯が沸いたら塩を入れ、パスタを表示通りに茹でます。少ないお湯で茹でるので、パスタ同士がくっつかないように混ぜながら茹でます。
4、パスタが茹で上がったら火を止め、フライパンのままお湯を切ります。
5、お湯を切ってパスタが入った状態のフライパンに刻んでおいたベーコンを入れて良く混ぜます。火はつけません。
6、ベーコンの油がフライパンとパスタの熱で溶けてパスタに絡んだら、卵を入れて手早くパスタにからめます。卵が温まってとろみがついたら出来上がり。
【ポイント】
・パスタはスパゲティでもフェトチーネでもお好みで。
・出来れば1〜2、多くても3人分くらいまでがこの作り方に向いています。
・生パスタは打ち粉が付いているのでこの作り方はあまり向いていません。湯量が少ないので、上手く茹でられません。
・少ないお湯で茹でるので、混ぜないと結構くっつきます。
・ベーコンを先に入れるのは、パスタにベーコンの脂をからめるのと、フライパンの温度を下げて卵にゆっくり火が通るようにするためです。
・卵を先に入れると火が通り過ぎて炒り卵になります。
・味付けはパスタを茹でるお湯に入れた塩とベーコンの塩気だけなので、食べて塩気が足りなかったら軽く塩を振るか粉チーズをかけて下さい。(雑なカルボナーラなので、味付けも雑)
・ベーコンはなるべく良いものを使うとより美味しいです。
食事の支度面倒だけど、お節もお餅も飽きたなー、という時にでも思い出して頂けたら幸いです。
雑でもそれなりに美味しいです。
是非お試し下さい。
試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!