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りんごのチップで色々燻製している話

昨秋の台風で甚大な被害を受けた長野のりんご農家フルプロ農園さんが、りんごの木を剪定する時に出た枝を、普段は野焼きしたり、粉砕して畑に撒いたりしていたそうなのですが、ハタと思い付いてスモーク用のチップにしてみたそうなんです。

詳しくはコチラから↓

たまたまTwitterで #CookForJapan の活動を見守っていたこともあり、すぐに取り寄せて色々と試しています。

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やはり燻製と言えば!

ベーコンです。

料理通信の大人気シリーズ「自家製しよう!」の第一弾に掲載されていた銀座マルディ・グラの和知シェフのレシピを家庭でも作りやすいようにアレンジして作っています。

自家製を始めてかれこれ5〜6年になるでしょうか…?
必要火急や旅行のお土産意外では日常的にベーコンを買わなくなりました。
そのくらい、市販品よりも安く美味しく作れてしまうんです。

普段はクセがなく無難にだいたいの食材に合う桜のチップを使っていますが、りんごのチップも使ったことがありました。

コストコの人気商品「アップルベーコン」もりんごチップでスモークしたベーコンです。

りんごチップは桜に比べると色が付きにくいので、少しチップを多めに使い、スモークする時間も長めにしました。

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美しい飴色であると同時にほのかに爽やかな甘い香りがして食欲をそそります。

あー、もうこのまま食べてしまいたい!

と思いますが、グッと我慢。
一度冷まして肉汁と纏わせた薫香を馴染ませるために一晩〜3日馴染ませます。

ブロックのまま冷蔵庫で保管して1週間程度は日持ちします。スライスしてしまうと日持ちしなくなるので、すぐに使わない分は冷凍を。
長いブロックを手切りで薄く切るのは難しいので、厚切りして贅沢にベーコンステーキにしました。
ベーコンの美味しさを存分に楽しめます。

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ベーコン以上の存在感を漂わせているアスパラガスは #CookForJapan の発起人である神谷シェフのレシピで作ったスパイスパン粉焼きです。

クラウドファンディングのリターンとして長野で開催されたコラボディナーに行けなかったので、自宅で勝手にコラボランチを楽しんだ次第です。

昨日のnoteに「魚を食べよう」と書いたので、そちらも早速実践です。
塩さばをりんごチップでスモークしてみました。

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りんごの薫香でさば臭さが消えて、さばがより一層美味しく食べられます。
今回はそのままではなく棒寿司にしてみました。

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焼きさば寿司は良くありますが、スモークさば寿司はなかなか市販されていませんので、燻製される方は是非お試しを!

スモークした塩さばに酢飯を乗せてラップや巻き簾を使って棒寿司に仕上げます。しばらく馴染ませたら刃を濡らして大きく動かしながら切るときれいに切れます。

私が使っている巻き寿司がつくっつかない包丁はコチラ↓

フルプロ農園さんのりんごチップは、枝をチップにしているからか?はわかりませんが、今まで使っていた市販のチップよりも香りが良く、煙の出が早くて効率よく薫香が付けられる気がします。

これから他の食材も色々試してみたいと思います!

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