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家族は誰も食べないけれど、自分のために作る料理をまとめました。

毎日の食事やスイーツ、飲んだお酒など、飲食に関わるものを投稿するSNSの1つ「miil」を8年くらい使っています。

美味しく出来たからSNSにアップしよう!と写真を投稿すると、ありがたいことに「ご家族が羨ましい!」とコメント頂くことがあるのですが「いや、違うんです」と説明する事が何度かありました。

そう、我が家の家族は、偏食と言う程ではないのですが、私が大好きで作るものでも、好みではないので食べないことがしばしば(いや、結構)あります。

そんな、家族は誰も食べないけれど、自分が大好きだから自分のために作るお料理がいくつか(いや、結構)あります。

食いしん坊が過ぎるので、自分以外の誰も食べないけれど、自分が好きで食べたいから、喜んでくれる友人にシェアしたいから、今は食べなくてもいずれ大人になって味覚が変わったら一緒に食べられるようになると良いな、と言う希望的楽観も込めて「家族は誰も食べないけれど、自分のために作るよシリーズ」と題して、まとめてみました。

この記事をまとめるにあたり、過去の投稿を振り返っていたら、意外と最近は誰かが食べられるようになっているものもあるので、それらも含めてご紹介したいと思います。

蒸し蟹

トップバッターは蟹です。

え?蟹を食べないの?もったいない!と思われますでしょ?
多分、身をほぐすのが面倒なんですよね。
でも子供達は身をほぐしてあげても食べません。味が苦手だそうです。(息子はそもそもほぼ魚介類を食べませんが、夫はほぐして調理してあれば食べます。蟹玉とか蟹炒飯とか)

イカの塩辛

魚介類が続きます。

自分も苦手だった塩辛ですが、自家製したら好きになった話を以前書きました。

魚介を食べない息子はもちろん、やはり夫も娘も食べません。

いくら醤油漬け

大好きな大好きな、いくら。

いくら醤油漬けは、息子は未就学までは食べていましたが今は一切拒否、娘は私が自家製するようになった頃から食べるようになりました。

夫はいくら以外も魚卵を一切食べません。

煮豆

豆類が苦手なようで、ほぼ食べません。
夫はポークビーンズにすれば食べます。お節の黒豆も私しか食べません。

自分で言うのも何ですが、シワ1つなく、こんなにつやつやに美しくふっくら炊いた黒豆だって、誰も食べません。
(でも好きだから作ります)

鯛でんぶ

白身魚の骨の周りに残った身やアラに残った身をほぐして作るでんぶ、ご飯のお供に最高に美味しいんです!

これも誰も食べません。
正直、これに関しては本当にとても美味しいので、食べないことに対してやや憤慨気味です。
しかし、よく考えてみると、夫も子供達も佃煮系のご飯のお供をほぼ食べません。ふりかけくらいです。ちなみにレシピはこちら↓です。

娘のみ、給食で出た海苔の佃煮が気に入ったようで少し食べますが、それ以外のいわゆるご飯の供系の「甘塩っぱく炊いた」ものをほぼ食べません…
面倒くさい…

ブリ大根

言わずと知れたお惣菜の定番ですが、これも誰も食べません…

そう言えば、息子は論外ですが、夫も娘もあまり煮魚が得意ではないようです。
私のブリ大根はアラで炊くのもあるかとは思いますが、まぁ誰も手をつけません。

ナガラミの酒蒸し

子供の頃大好きだったのですが、あまり近所で手に入らないので食べなくなりましたが見つけると買ってしまいます。

爪楊枝で貝の身をちゅるんと引っ張り出すのが楽しいんですよね。案の定、誰も手を付けませんよね。

白子のソテー

鱈の白子を食べやすい大きさにカットして、小麦粉をはたき、カリッとソテーしたものです。

中はとろりと濃厚で上等なクリームコロッケみたいですが、誰も食べません。

栗を使ったお料理

渋皮煮をはじめ、マロングラッセ、マロンクリーム、ポタージュ、栗ご飯…全部大好きなのは私1人…子供達は栗が苦手で一切手を付けません。夫は勧めれば1個くらい食べますが。

冬瓜の煮物

冬瓜の煮物やあんかけも誰も手を付けません。冬瓜はあまり登場回数が少ないこともあるかもしれません…子供は食に対して保守的です。

ふき料理

山菜の中でも手軽に食べられるふき。

煮浸し、佃煮、葉の炒め煮など色々作りますが、これも前述の佃煮系の味付けなので誰も手を付けません。

野菜のマリネ、漬物

キャロットラペや新玉ねぎと生ハムなど、マリネもよく作ります。

酸味のある味付けが苦手なのか、マリネや南蛮漬けは誰も手を付けません。きのこのマリネだけは少し食べますが、こちらは醤油味を強めに作るからだと思います。
夫と娘は漬物を一切食べません。浅漬けも食べません。息子は酒悦の福神漬けだけは食べます。

めかぶ、もずく料理

旬の時期に生めかぶや生もずくなどを使った料理を作りますが、やはり手を伸ばしません。

どうもネバネバが苦手なようです。私が山芋にかぶれるのでとろろを出さないせいもあるかも知れません。
息子と私は納豆も食べますが、夫と娘は食べません。

牡蠣

生牡蠣、蒸し牡蠣、カキフライ、牡蠣ご飯、オムレツ、など牡蠣を買う時はある程度まとめて買うことが多いので色々作ります。

夫が少し食べられるようになったくらいですが、子供達は手を付けません。自分が子供の頃も牡蠣を食べなかったので、このあたりは仕方ないと思います。

大根の葉の炒め物

葉付き大根を買った時だけ作る大根の葉とツナの炒め物です。
(写真がみつからず、すみません)

これは少し前から、全員が食べられるようになりました。葉付き大根をいつでも買えるようになり嬉しいです!

こう見てみると、やはり結構ありますね…
ウチの子供達も相当な偏食のような気がして来ました…

とは言え、私自身は自分が食べたいものを好きに作って好きなものを食べているので、それなりに幸せです。
もちろん、家族の好きなものを作る時もありますし、リクエストを聞いてそれに応えることもあります。

自分が食べたいものを食べたい気持ちと同じくらい、やはり家族が喜んで食べてくれたら嬉しい気持ちもあるからです。

でも、食いしん坊が過ぎるので、家族が喜ぶものばかり作っていると自分が食べたいものを我慢しなければならない時が往々にしてあるんですよね。
人生で食べられる食事の回数はだいたい決まっているので、限られた残り食事回数の中で食べたいものを食べるのは悔いのない人生を送るにあたって結構大事な事だと思うんです。
食いしん坊的には。

この辺りの兼ね合いを考えて、時には自分が食べたい自分のためだけの料理を作ってもいいと思うんです。それを家族が気に入ったら御の字だし、今まで食べなかったけど手を付けてみようかな、と思うかもしれません。

「私が好きで今食べたい料理はこれ。あなたたちも一緒にどう?」

こう言うスタンスの日が、たまにはあっても良いですよね?

試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!