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はじめに

子供達が「食べること」に困らないように、私に出来ることは何だろう?
伝えられることは何だろう?

そう思いながら、食育インストラクター資格をプライマリーからスタートして1級まで取得し、キッズキッチンインストラクター資格を取得して、8年間「食育教室おやこキッチン」と言う名前で料理と食育の教室を運営して来ました。

教室の運営方針自体は「親子で料理と食事を楽しもう!」と言う単純なものですが、その根底には小さな頃から食べ物や料理に興味を持ってもらい、「食に困らない」大人になってほしいと言う願いが込められています。

もちろん2人の我が子にそうなって欲しいと言う気持ちはありますが、ちょっとおこがましいことに、よそのお子さんたちにも出来ればそうなって欲しいと思っています…

なぜなら、人生の大半は、大人になってからの時間の方が圧倒的に長いからです。
大人になってから価値観や習慣を変えるのは、「三子の魂百まで」と言われる通り、とても大変です。

だから、子供向けに料理と食育の教室をやることにしました。

大人になる前に、料理は楽しいということ、料理は創造的で素晴らしいこと、食事は楽しいということ、食事を共にしたり、食べ物を分け合うと誰かと仲良くなれたり、親しくなれたりするということを、伝えたいと思ったからです。

大人になってから価値観や習慣を変えるのは大変ですが、それでも変えられることもあります。

そう、それは家族が増えた時。
または人生を左右するような大きな病気やケガをした時。

パートナーと暮らし始めたり、子供が生まれたタイミングや、大きな病気をすると否が応でも食生活を見直さなければならない時もあります。
自分1人なら、必要なカロリーを摂取できさえすれば良いと思っていた食事の内容を、このタイミングで見直す人がとても多いのです。私もそうでした。

大切な人のためなら頑張れる

お互いに心身共に健やかに過ごすためには、十分な食事、睡眠、運動が必要不可欠です。
その中の食事について、大人になって困らないために必要なことは何か。伝えておかなければならないことは何か。

「我が子が家を出て行く「その日」までに伝えたいこと」と題して、書いておこうと思います。


これら一連の記事は、対象年齢を絞らずに、必要な人が必要なタイミングで読んで頂ければと思います。
算数や国語のカリキュラムほどではありませんが、順をおって読んで頂ければ食に対するハードルが下がり、食べることを自分ごととして考えられるようになる段取りをする予定です。よろしくお付合い頂けましたら幸いです。是非マガジンのフォローをお願い致します。


試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!