ハムとベーコンを自家製すると、こんなに楽しい
きっかけは、雑誌『料理通信』の大人気特集「家でも、店でも、自家製しよう!」のvol.1(このシリーズは全部持ってます!完売になっている号もあるので自慢!)に、銀座マルディ・グラの和知シェフのベーコンのレシピが掲載されていたのを見た事でした。
さすが和知シェフともなると、やはりベーコンくらい自家製されるのだなぁ、と感心しながらレシピを見ると、なんとシンプルで、限界まで絞りに絞ったレシピだったので、「もしや、コレいけるんじゃね?」と思って試したのが始まりです。
このレシピを参考に家庭向けにアレンジしたら、本家の和知シェフのベーコンには劣りますが、ご家庭で普段使いするには充分な自家製ベーコンが出来上がりました。やったー!
材料は豚バラ肉と塩コショウのみ。
スパイスやハーブを使うレシピもありますが、私はこの絞りに絞ったシンプルなベーコンが気に入り、以来、仕事や色々な都合で仕方ない時以外は、ベーコンとハムを買わなくなりました。
もちろん、頂き物は遠慮なく頂戴し、美味しく食べますし、物産展などで美味しそうなベーコンがあれば買って帰る事もありますが、何しろ材料も味も分かっていて安心なので、結局自家製に戻っていきます。
ハムも、同様にレシピがあったので、こちらも家庭で作りやすいレシピにアレンジしてブロック肉が安い時に作っておいて、お弁当のおかずに使ったり、冷凍していざ!という時に備えています。
家庭での普段使いにはもちろん、実は持寄りでも大変喜ばれます。手作りというのもありますが、単純にビックリする程美味しいからです。
シンプルなハムチーズサンドが、高級デリのサンドイッチにも劣らない味になるんですから、それは喜ばれますよね。
それと、ハムやベーコンをはじめとした食肉加工品はどうしても無添加で作るのが難しい加工品の1つで、市販品を小さな子供に食べさせるのに不安がある方などにおススメです。
塩漬けや加熱調理に少し時間はかかりますが、かかる時間はほぼほったらかしでOKなのも、意外と現在のライフスタイルに無理なくフィットしています。
過去にレッスンにご参加下さった方の多くは、ベーコンは燻製するハードルがあるので少ないのですが、ハムはほぼ全員が実際に再現して下さっています。
本当にありがたいことです。
試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!