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お正月にむけて、かまぼこを試作している話

師走も半分終わると、クリスマスが目前に…と思われる方が多いかと思いますが、子供達が大きくなって、むしろお節料理の仕込みの心配をし始める年齢になりました。(まだ早い)

今年は都合により企画していないのですが、年末に朝から夕方まで丸1日かけて、14種類のおせち料理を作ってお持ち帰り、と言うレッスンをやっています。その中で唯一、かまぼこだけ市販品を飾り切りをしただけでそのまま入れています。栗きんとんの栗の甘露煮まで自家製だと言うのに!

その他のものは全てなんらかの手を加えているのですが、かまぼこだけは切るだけで詰めているんです。なんでしょう、このモヤモヤ…

基本的に手作り至上主義ではない(めんつゆや焼肉のたれなど作らないものも色々ある)ので、作っていないものが入っても全く問題ないですし、なんならかまぼこを入れなくたっていいわけです。

単純に、かまぼこ「だけ」作っていない、と言う事実にきっとモヤモヤするんだと思います。性格的に。

と言うわけで、何度か試作して、今回は割と上手くいったので、記録のためにnoteにも残しておこうと思います。スケソウダラが出回る時期にしか作らないので。(別の魚でも問題ないのですが、やはりスケソウダラで作りたいというワガママです)

【材料】
・スケソウダラ
・塩

【作り方】
1、スケソウダラは皮と骨を取り除いて荒く刻みます。後で塩を入れるので、正味量を計っておきます。

2、氷水に晒します。10〜15分置いて水を換え、を2〜3回繰り返します。

3、水気をよく絞り、魚肉の重量の0.8〜1%の塩を入れてすり身にします。フードプロセッサーかすり鉢を使うと良いでしょう。

4、残った皮や筋を裏漉しして取り除き、ぶりんぶりんになるまで練ります。(ここでイマイチ滑らかになりきれていませんでした)

5、かまぼこ板に盛り、20分程度蒸します。

6、蒸しあがったら氷水で冷やしてしめたら出来上がり。

練りが足りず、食感が今ひとつ弱いのですが、昨年試作したポッソポソのものから随分と前進しました。

今回試作して改善が必要な点が分かったので、来年のお節レッスンまでにはレシピを固められそうです。

おまけ

さて、せっかく最後までお読み下さったので、お礼にかまぼこのキレイな外し方をご紹介致します。

かまぼこ板からかまぼこを外す時は、包丁の刃ではなく、「背の真っ直ぐな部分」を板にピッタリと当てて外すと、無駄なくきれいに外せます。

是非お試し下さい。

試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!