見出し画像

ちょっとしたネタを取りこぼさず仕上げる方法

おやかた@oyakata2438です。

https://adventar.org/calendars/3999
技術同人誌アドベントカレンダーの22日目です。

ざっくり結論をいうと…
ちょっとしたネタを本に仕上げるためには、
エンジニア飲み会でのネタ候補はメモを取っておく
です。

1.前提

普段、ワンストップシリーズの企画者兼編集長をやってます。
見積り、勉強会、Podcast、技術同人誌の作り方、など広く刺さる(はず)のネタについて、合同誌という形で著者約15人の知見を集める形で合同誌を作っています。
このアドカレの参加者にも寄稿者は多いですよ?

2.困ってること

ネタ出しが一番大変です。
ネタが決まらないと声かける先も決まりませんし、目次も決まりません。
一人で考えていてもあんまりいい案は出てきません。
考えて出てくるならとっくに出ているでしょう。

3.飲み会に行って種を拾う

幸いラボや打ち上げなど、気心の知れたエンジニアと飲む機会は多いので、この中で出た話、特にみんなが困っていること、知りたいことなどで盛り上がったネタをメモしておきます。

先週の飲み会では、人生難しい、大人になってから知ったけど学生の頃知りたかったことあるある、で盛り上がりました。

盛り上がって、ネタになりえるかも、と思ったら、メモを残しておきます。合同誌Slackに#次の本のネタというチャンネルがあって、誰でも書き込めます。(まあ他に書く人はあまりいませんけど)。ここに雑にポストしておきます。そうすると、後から見返したり、関連する内容を追記したりすることができます。

ワンストップ社会制度
ワンストップ学生が知って欲しいこと
第1章さぶろくきょうてい
2章フリーランスのなり方
三章確定申告
ワンストップ大人になる本
上京の仕方
ワンストップ転職←もう書いたやつ
ワンストップ生き方
ワンストップ賢者 ←1,000年後に禁書になるやつ
飲み会の間でこれだけポストしてたようです(多少整理してますけど)

その結果、ワンストップ生き方
という本のタイトルが生えることになりました。

4.種を育てる

種はそのままでは種のままで、芽吹いてネタになることはありません。

おおもとのネタが決まったら、次は目次を作ります。
目次づくりもみんなの力を借りましょう。
一人で目次を作ろうとするよりも、複数人でやったほうが絶対的に強い本になります。
(一人で情熱持って書き上げる技術同人誌は尊いのは言うまでもありません)

Hackmdやesaなど、共同編集可能なサービスに雑に目次を書き上げます。
https://hackmd.io/_e3ldHLiRGe3y0QZvjFKdA
ワンストップ生き方 目次案

そして、関係者に次の目次が決まったので追記よろしく!と投げます。

あとは、締め切りを設定して、リポジトリを準備すると、次の本が生えてきます。合同誌の編集長のお仕事については、ワンストップ合同誌を作ろうをご覧ください。

5.終わりに

ワンストップシリーズのネタ出し方法の部分をご紹介しました。
そんなこんなでワンストップシリーズたくさん生まれています。絶賛著者・寄稿者、ネタも募集中です。
他のはこちらからどうぞ・・・https://oyakata.booth.pm/
技術同人誌の執筆デビューに、あるいはこれだったら1ページ書けるかも、次の締め切りまでの肩慣らしに、俺の一家言を聞いてくれ。なんでもOKです。

打ち上げをやると、だいたい本が生えます。その舞台裏をご紹介しました。
親方Projectの打ち上げはだいたいどれもおいしいはず。
これまでの実績…熟成肉、アルザス料理、馬肉、とか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?