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【地方民が技術同人誌文化を活かすには】立山連峰と白えびと勉強会 参加した

【地方民が技術同人誌文化を活かすには】立山連峰と白えびと勉強会

Burikaigi2023の翌日開催のこのイベントにも参加してきました。
主催のオーニシさんから誘われたのがきっかけ。Burikaigiの翌日に開催なのもあって。
まず名前がいいよね。白えびおいしかった。眺めよかった。

まずはBurikaigiから帰る。
Burikaigiの二次会/三次会が結構遅くまでやってたので、朝はゆったり。チェックアウト時間ぎりぎりまで温泉入ったり、朝食食べたり、ゴロゴロしたり。同室の方(https://twitter.com/rdkaneko ありがとうございます!)に富山駅まで乗せていただき、11時余裕を持って到着。

勉強会始まります?いえいえ。まずはおひるごはん。
というか、これがメインなのでは?
和食ティファニー
勉強会前だけど少し飲むムーブ。
美味い!うまい!そして眺めも最高。

そもそもなにを話すんだっけ?

地方民が技術同人誌文化を活かすには?ということで、技術同人誌の読書会、LTと座談会的な感じで実施。
最初は技術同人誌の展示、立ち読み的に雑談からスタート。

会場写真撮り忘れたのでおーにしさんの写真を拝借。

その後、Ariakiさんと親方と、たみばさんからLTというか、20分くらいのトーク。そして、座談会というか、いろいろ思ってることについて話す。

地方と技術同人誌

以下は、当日話したこと、話してないことも含めて、親方の個人的意見。

通販とか電子版があるとはいえ、技術同人誌の即売会はやっぱり首都圏がメイン。これはサークルの数と来場者数から致し方ない面はありつつ、やっぱり身近にないと触れる機会も少ないのでしょんぼり。

そういう意味では、Burikaigiのようにカンファレンスに併設して同人誌コーナーがあるとステキかも。
同人誌を作ってる人はそれなりの数いるので、そういう人がカンファレンス参加に際して自分の本を持って行って、片隅に数サークルある、という状況が普通になるともっと技術同人誌の文化は広まるんでは?

技術同人誌を知らない→見かけたこともない→出会う機会もない
から、
この前のカンファレンスでコーナーあったね→俺も作ってみよう→カンファレンスのコーナーが拡大→新しい人が俺も俺も
となったら、きっと世の中よくなる。

即売会単体で開催するのは準備も大変だし、来場者数も読めなくてつらいし、そもそも会場を押さえて人を集めるのも大変。そうなるとある程度の人がすでに知っていて、かつ集客が見込める首都圏(+せいぜい名阪とか)でしか開催できないのは理解するところ。

だけど、各地で開催しているカンファレンス(いろんなUG/コミュニティのブランチ、あるいは地方開催の勉強会)に同人誌コーナーがあったらどうだろう?

もちろん、スポンサー企業が本を作って持って行ってもいいし、主催コミュニティが何か作ってもよい。近くに住んでる/そのイベントに参加した既存のサークル主が在庫を持って行ってもいい。

そういった形の草の根的なプロモーションが重要なんじゃないかしら。
とはいえ、イチ参加者が「今度そのカンファレンス参加するんですけど、本持ってって隅で同人誌売っていいですか?」という打診をするのはなかなかハードルが高い。
今回のBurikaigiで、親方Projectは本を持って行って展示・頒布をさせてもらったけれど、これも「登壇者」という立場があってのこと。それにしてもなかなか無理を言ったなぁ、という反省もありつつ。

なお、運営のみなさんからは、

技術同人誌の展示は BuriKaigi を何年も運営している中で初の試みだったと思います。
新しい風を吹かせてくださってこちらこそ感謝申し上げます!
また来年もお越しいただけると嬉しいです。

運営Slackでのコメント

ということで、好意的な反応をいただけたので、やってよかった、と思っています。

カンファレンス運営のみなさんへ提言

なので、いろいろなカンファレンスの運営の皆さんには、同人誌(あるいは関連する著者が本を手売りするスペースを作ってほしいなー、と思います。
たいていのカンファレンスには、商業誌も含めると、本の著者は二人や三人います。たぶん。

その人たちが自分の本をもってきて、その場で売る。何ならその場でサインするとか、読んでます!買いました!のフィードバックをしたり、質問したり。
懇親会での会話のフックとしても強いですしね。

運営の皆さんにとって、準備が増えるのと、スペースや事前の荷物のやり取りが増えるので手間は増えますが、それ以上にご利益はあると思うんですよね。

登壇者/参加者ということは、そのカンファレンスのテーマに合致した人で、その人が書いた本は参加者に刺さるに決まってるし、刺さる本、そしてそれの周辺の内容の本がその場にある。いいじゃないですか。

そして、その本を手に取ったことで、新しく「本を書いてみよう」と思う人が出るかもしれません。次回のイベントには、「執筆者=アウトプットした人」として登壇してくれるかもしれませんし。

コミュニティの知見、見識として本という媒体でのつながりと成果を増やすのも可能です。
ということで、著者のコーナーをカンファレンスに作ってほしいです。できれば「こういうコーナーがあるんだけど、著者いませんか?スペースに出してくれませんか?」くらいの声掛けをしていただけると参加しやすいです。同人誌の著者(サークル主)あるいは著者は、著者としてのコミュニティもあります。そういったルートでイベント自体の展開もなされるかもしれません。

そして、サークル主的には、ある程度本が売れるなら、その売り上げを交通費にするというスキームで、参加のハードルがめっちゃ下がるのです。

例えば、今回親方Projectは横浜からの参加です。ということは、無料のカンファレンスといえど、往復交通費だけで25k以上かかってるわけです。宿泊費とかいろいろも入れると4万近く。Burikaigiは参加した価値のあるカンファレンスだと思うし、クッソ楽しかったので来年も参加すると思うけれど、お財布から出ていく額を考えるとなかなかつらいものがあります。でも今回は、同人誌をある程度頒布できて、ほぼトントンの状況にあります。

これって、参加のハードルめっちゃ下がりますよね。

イベントレポ

運営、オーニシさんのNote。


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