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あおり

 煽り運転がいまだにニュースや情報番組で取り上げられているが、今年の6月から道交法改正になり、あおり運転に関する罰則規定が導入された。しかし、あおり運転による犯罪は情報番組でほぼ毎月見聞きしている。

 あおり運転は、日常でもよく遭遇する。もちろん情報番組に取り上げられることがないくらいのものだろう。自分もあおり運転と思われることが、ほぼ毎日のように経験する。

 では、自分はどうなのか?あおり運転はしていないのか?

 あおり運転は、自分がそのつもりがなくても、相手に威圧感を与えていることがある。

 その原因として、自分の感情が大きく関わっていることは、誰もが感じることではないだろうか?

 予定時間に間に合わないとき、前方を走る車が制限速度内で走っていることにイラ立つことはないだろうか?

 無理やり割り込んで来た車にイラ立つことはないだろうか?

 自分が道交法を守って走っているにも関わらず、他の車が道交法違反した走り方にイラ立ってはいないだろうか?

 もっとたくさんの理由があると思うが、どれも自分の感情でイラ立っていることではないだろうか?

 イラ立っているときに、どう自分がコントロールするかによって、あおり運転という犯罪を犯すか、留まることができるかだろう。

 予定時間に遅れても、無事に着くことが大切であり、予定時間に遅れたことを素直に謝ればよいことだろう。

 割り込んで来た車があっても、事故にならなくてよかったと思うことができるだろう。

 自分が道交法を守っていれば、違反することはない。違反点数加点も罰則金の支払いもない。

 そう考えることをできないだろうか?

 何よりも家族に迷惑、悲しませることはない。

 あおり運転をしてしまう前に、もう一度家族の顔を思い浮かべてみよう。

 自分の中で変われることができる。

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