2020.7.12(日) 目標通達&ご褒美設定


聞け!息子よ!!

次のテストでオール100点をとるぞ!
これは絶対事項だ!(原文まま)


言ってやった。
まあまあいい感じの威厳で言えた気がする。

そのためにこれからはビシバシいく!
パパが投げる課題を全てやり遂げろ!


【息子】ジジのところには行ける?

説明しよう!
ジジとは彼の祖父、そして私の父親である!
ジジの住んでいる実家ではほぼ毎週末、姉ファミリーを含めた宴会が開かれる!
そして、彼は2人のいとこと遊ぶのが大好きなのである!

【パパ】きちんと課題をやっていれば連れて行ってあげるよ。

【息子】じゃ、頑張る。


なんだろう・・・。

どこか消化不良な感が否めないが、この際良しとしよう。
余談ではあるが、その日の彼の日記が以下だ。

画像1

なにか・・・
今見返すと、この時点で既に人としてのスケールで負けていた気がするのは夏の終わりのせいだろうか・・・

とにかく、一番恐れていた拒否反応が無かったことは吉兆には違いない。

断固たる・・の名言まで辿り着けなかったのは痛恨の極みではあるが、何はともあれ目標設定という一つの意識改革が実現できたことは疑いようもない事実ではあるので、今後も粛々と職務を全うしていく所存だ。

さて、言ったからにはこっちも本気だ。

ここは本気で出来ると思い込む必要があるし、実際出来ると思っている。

実は、人間の思い込みのすごさは自身でも実証済みだ。
高校の最初の地理のテストで、理由は覚えてないがなぜか学年1位をとった。
100点ではなく、96点とかそんなだったと思う。
私は部活で高校に行ったようなもので、テスト結果は良くて中の上がマックスだったにもかかわらず、なぜか(ほんとに理由は覚えていない。たまたま問題との相性がハマったのであろう。)そんな点を最初に取ってしまったがゆえに、勘違いと思い込みでそのまま1位(もちろん地理だけ。)を取り続けたのである。
これを思い込みのパワーと言わずして何なのか。

そして、これも持論ではあるが、
元々、範囲のある中学レベルのテストはやるかやられるか、
もとい、やるかやらないか、だと思っている。

範囲がある以上、やれば100点、やらなければ赤点。
「頭がよい=高得点」
ではなく、
「ちゃんとやった奴=高得点」
という理解だ。

なので、範囲を根こそぎ叩き込めば100点は努力で取れるはず。
そして無理やりでも何でも一度100点を取れば、
彼の中で何かしらスパークがあるはずだ。

ご褒美設定

さてさて、やや拍子抜けしつつ、
やはりムチの後にはエサも用意せねばなるまい。

【パパ】よし、じゃあオール100点達成したら何が欲しい?

【息子】生ハム

〈景品リザルト〉
オール100点:生ハム1本
平均95点以上:スーパーの生ハム
平均90点以上:コンビニの生ハム
平均90点未満:父へコンビニの生ハム


かくして、草食系肉食獣の飼育員となった父は、
世の中とは一味違った新しい生活様式が始まる明日からに備え、
息子をベッドへ送り出したのであった。


つづく

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