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#54 エンジンの掛け方から教わった教習所

はじめ

おはようございます!こんにちは!こんばんは!小学校教員のむっちです。
夏休みより、なかなか、更新できずにいました。
つい、「書く」ということに関して、敬遠しがちです。
「何をどのくらい書いてもいい」というようにハードルをかなり下げていますが、つい後回しにしてしまいます。
「書く」ということに関しては、こちら本を参考にしてみるといいかもしれません。
(説得力が低いですが。)

縦の関係から学ぶ

コロナ禍では、多くの活動が制限されました。それは、大人も子供もです。
特に、学校現場においては、集団での活動が多いため、苦しい思いをしました。
それは、所謂「知識」や狭い意味での「学力」だけではありません。非認知的な習慣や態度もです。むしろ、それの方が大きいのではないかと考えます。

その制限の多い時代を過ごしてきた今の6年生。
やっぱり経験不足を感じます。
例えば、係活動。本来であれば、創意工夫を凝らした学級活動が展開されていたかもしれません。でも、それができずに6年生になりました。

コロナ禍でもできたことは多かったと思います。むしろ、そういった中だからこそ、創意工夫の力を伸ばすことができたかもしれません。今回は一旦置いておきます。

児童会による全校のイベントや集会を経験してきていません。「先輩から学ぶ」ことがほぼありませんでした。
この縦の関係から学ぶことがどれほど大きかったのか。6年生を担任して痛感しています。

知らなければ教える

この経験がなかったことで、今の子供たちは、確かに経験値といった点では、歴代の6年生からは、劣っているかもしれません。

でも、これは、子供の責任ではありません。教員の責任でもありません。
だとしたら、今から教えてあげればいいと思います。
経験できる場を整えてあげたらいいと思います。

「知らない」という事実にあーだこーだ言っても、何も生まれません。
我々にできることはあるはずです。
それをやっていけばいいのです。

今は、一人一台端末があります。
調べることもできます。
調べ方も教えてあげれば、子供たちはどんどん動き始めます。

運転免許を取得するとき、エンジンの掛け方から習ったはずです。
自分のエンジンをかけるのは、自分自身です。
それを教えてあげたらいいのです。

それができるのが、学校であり、学級であり、1つの教室です。
まずは、我々ができることから、始めましょう。

終わり

確かに、コロナ禍は多くの影響を与えました。

しかし、負の影響ばかりではなかったはずです。

いいところをどんどん有効活用したいですね。
そして、足りないところはお互いに補っていきましょう。

そういった教室、学校でありたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします!

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