【無料記事】元書店員が「旅とサッカーのマガジン」の編集長になってかなえたい夢
旅とサッカーを紡ぐ『OWL magazine』にて、創刊1年目に話題となった記事をピックアップして無料で提供する試みです。
今回ご紹介するのは、2019年2月2日に掲載された、編集長である私の所信表明記事。全文無料です。どうぞお楽しみください。
自分としてはたった1年前なのに懐かしい文章ですね。屋下えまからは優しいコメントをもらいました。
とにかくお風呂での話は、何度読んでもじーんとします。心あらわれたいときに読むといいやつ。間違いない。
中村慎太郎からは、「これからもよろしく」的なメッセージ。記事の冒頭に記した「野望飲み」が今につながっています。言葉にすることは、本当に大切。
澤野さんにお声がけしたのは、優しい人柄の後ろには夢と希望と野望が詰まっていると思っていたからです。思えばあの時の「野望飲み」のアイデアがOWL magazineの原型かもしれません。OWL magazineの良心としてこれからもよろしくお願い御座候。
最後に記した編集については、こんな後日譚も。編集における繊細な計らいがあったことを知りました。この懇切丁寧な作業が、OWLの武器となっています。
そういえば、湯船のシーンは編集としても気を遣いました。2人の娘との入浴シーンが存在する『となりのトトロ』は幼児ポルノグラフィであるという批判があり、特に海外からは強く言われていたと記憶しています。当時よりも今の方がそういった目線は強く、自分の子に対するセクハラなどもフェミニスト界隈では問題にされることも増えてきました。なので、そういった文脈とは絶対に近接しないように丁寧に一字一句を調整しました。
この記事のちょうど一年後になる2月10日、私は24年近く勤めた会社を退職しました。本に関わる仕事からは離れますが、「本とスポーツをつなげることをライフワークに」する活動はOWLやその他の形で、むしろ積極的に広げていきたいと考えています。
2月14日に発売された『サカイクBOOK』でご紹介したおススメ本のコラムもその一つ。機会がございましたら是非ご覧下さいませ。
そして「この記事が読みたい!」といったリクエストもお待ちしております。次回もお楽しみに!
ここから先は
0字
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費するのではなく旅によって価値を生み出していくことを目指したマガジンです。
毎月15〜20本の記事を更新しています。寄稿も随時受け付けています。
OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌
¥700 / 月
サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポー…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?