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OWL magazine 旅とサッカーを紡ぐWeb雑誌

サポーターはあくまでも応援者であり、言ってしまえばサッカー界の脇役といえます。しかしながら、スポーツツーリズムという文脈においては、サポーターは紛れもなく「主役」です。OWL m…
スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費す…
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2021年9月の記事一覧

私がリトアニアに向かうワケ〜フットサルW杯に向けて〜

…… …… おや、フクロウくん、どこへ行こうとしているんだい? …… …… え?旅に出るって? …… やめておいたほうがいいよ。 お金も時間もかかるし、危険が一杯だよ。ここには食べ物もたくさんあるし、安全な寝床もある。こんなにいい場所はないよ。 皆さんこんにちは! 久々の旅を前にちょっとだけ、いや、かなりナーバスになっている五十嵐メイです。

【無料公開】9月度OWLのイチオシ記事、あしかセレクト記事1,2,3ダー!

みなさん、元気ですかー! サッカー、野球と並んでプロレス大好き、大城あしかです。 新コーナーの月間セレクト記事コーナー3daysも最終日を迎えました。 初日の桝井かほさん、昨日の矢島かよさん、そして本日はワタクシ大城あしかの『セレクト記事ベスト3』で9月を締めさせていただきます! ユウ先生の「ユニフォームのオシャレ着こなし」入門講座 1つめに私が選んだのは、シンガーソングJリーグサポーターであり、当マガジンのファッションリーダー(あしか推薦)であるユウさんの記事。 愛

OWL magazineの仲間が未知との遭遇をプレゼントしてくれる♥【無料公開記事】

こんにちは!OWL magazineアンバサダーの桝井かほです。 今日は9月28日なので、2021年も残すところあと3か月ほどですね。 最近びっくりしたことは、八百屋さんのトマトが急に値上がりしたのをみて、「夏が過ぎてしまった」と思ったことでした。それくらい、出かけることが少なく、外気に触れず過ごしているようです……。 しかし、2021年にはまだ楽しみなことが残っています。それは、OWL magazine(西葛西出版)から本が出版されることです!!どんな本に仕上がってい

もしもスタジアムのある街に住むのなら(仮題)vol.0 小さなスタジアムの隣の小さな家

旅するより住みたい派ですこんにちは。 これまで、OWL magazineのなかで、「旅をしないわたし」という立ち位置で、旅というモチーフと日常の境目あたりのお話を書いてきました。 私にとっての旅とは、「日常から完全に離れた非日常」に他なりません。「日常から完全に離れた非日常」はとても楽しいです。ドキドキします。でも私は隔離された非日常よりも、日常生活の中やその延長線上にあるものを大切にしたいと思っています。日常生活の延長線上にひそむ非日常のあれこれをこよなく愛しています。

『47都道府県女ひとりで行ってみよう』を読んで旅の定義を考える。ユル旅と、サッカー旅の+αと。

この記事は恋する主婦サポーター、むぎちゃさんこと、さとうかずみさん(twitter)に寄稿して頂きました。「47都道府県めぐりどころか幻の48県目を発見する勢いで放浪している主婦」かずみさんの文章を是非お読み下さい。 OWL's Forestのメンバーによる寄稿ということで無料公開させて頂いております。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー OWLmagazineでもおなじみ宇都宮徹壱先生の蹴日本紀行で盛り上がった中、ふと思い出した本があった。 同じ47都道府

「自分の名前を獲得する」ということ〜ライターなるには日記【第2回】<裏>ゲスト:ユウ/ゆーさん

 先月から始まった当連載。「ライターなるには日記」では、<表>の部分を私自身の経験に基づいた「ライター論」を語りつつ、<裏>では若い世代のライティングのお悩み相談について、私なりのアドバイスをさせていただいている。  今月までは、OWL magazineの書き手の皆さんが登場しているが、今後は一般の方からも募りたいと考えている。会員限定部分に連絡先が表示されているので、ライティングでお悩みをお持ちの方は、ぜひご一報いただきたい。  本題に入る前に今回も、新著『蹴日本紀行 

OWL magazine選手名鑑〜11の質問〜Vol.3 大宮けん

先月から始まりましたOWL magazine選手名鑑。前回はOWL magazineの「元」編集長大澤あすかさんを特集しました。そういえば、あれから1ヶ月経ちますが編集長は決定したのでしょうか?気になりますね。 なお、編集長は変わってもさかまきは副編集長のまま留任とのことです。キャプテンなのに副編集長のままです。ご安心を。 この選手名鑑は、OWL magazineメンバーのパーソナリティを掘り下げる企画です。最近マガジンを知った人には自己紹介の意味を込めて、以前からお楽し

よく知らないチームの試合を観て面白い?JFL・F.C.大阪、奈良クラブホームゲーム観戦記

9月23日23時59分まで残りわずかとなりました、クラウドファンディングを通じて先行販売を展開中の『〝サッカー旅〟を食べ尽くせ! すたすたぐるぐる 埼玉編』。 皆さまからのとても温かいご支援、ご協力をたくさんいただきまして、誠にありがとうございます!! OWL magazine公式Twitterの中の人は、次のように言っています。 8月25日(水)に開始して28時間47分後に目標達成率100%となった主な理由は、サポーターの皆さまからOWL magazineに向けられた

47都道府県へのサッカー旅という無謀な企画がはじまった"思わぬ理由"

今日はサッカーの日だ。 家を出て、スタジアムへ行こう。 すたすたぐるぐる、歩いて行こう。 スタジアムにはなんだってある。 試合がある、スタジアムグルメがある、ビールがある、音楽がある、たくさんのサッカー仲間がいる。 サッカーを観に行こう。その前後にすたすたぐるぐる歩いてみよう。 そんなことをしているうちにサッカー仲間が集まってきた。 そして、サッカーの愛し方を語っているうちに、『すたすたぐるぐる』という本になった。 この本はサッカー旅の本。旅の本だから、サッカ

ソーセージの喜作と、憧れのお仕事と。千葉をめぐる記憶【ShortLetter】

鳥取出身なのに、ぜんぜん所縁がないのに。千葉県の全市町村を回ったことがありました。 そう思い出したのは、もうすぐ初の書籍が発刊となる西葛西出版にお邪魔したときのことです。千葉にほど近い葛西という立地や、そこにいるメンバーも千葉在住が多かったこともあり、あんまり開けてこなかった千葉にまつわる記憶のフタを最近開けてしまいました。 千葉県。東京都や神奈川県とともに首都圏を構成する県で、2021年4月の段階で日本で人口6位、面積6位という絶妙に出しゃばらない順位に立つ、控えめなデ

なぜさいたまダービーはここまで盛り上がるのか~その答えは市議会にあった~

さいたまダービー。それはわれわれ大宮で暮らす者にとって特別な意味を持つ。これは単なるサッカーの試合ではない。街のプライドと誇りをかけた「戦争」なのだ。 とはいえ本当に浦和の街に向けてミサイルを打ち込むわけにもいかない。浦和にも良き友人はたくさん住んでいるし、お気に入りの鰻屋もある。なにより浦和が麻痺すれば、大宮から東京に出るのに川越か春日部を経由しなければならなくなる。著しく不便だ。そして浦和の反撃によって大宮の被害も甚大になることだろう。大宮と浦和の間に位置する与野は、日

サッカー旅のきっかけはHIP HOP~旅に出るための助走~

どうも、僕です。 所信表明でも言った通り、僕はOWL magazineの皆さんの記事を見て、サッカー旅に出たくなりました。でも、いろいろな所にサッカーを見に行こうと思ったきっかけはもう1つあります。  それはHIP HOPです。 突然ですが、読者の皆さんは、HIP HOPやラッパーにどんなイメージをお持ちでしょうか。 刺青を入れて、高級ジュエリーを身に付けた恐い人たちの音楽でしょうか。あるいは、バチバチにディスり合うMCバトルを思い浮かべるかもしれません。もしくは、今

思い出に残る埼玉のエピソード【OWLオムニバス】

こんばんは、あしかです。 OWL magazine書籍化、第一弾『〝サッカー旅〟を食べ尽くせ! すたすたぐるぐる 埼玉編』は、現在クラウドファンディングで先行販売中です。 9月23日まで受付していますので、まだお持ちでない方!このチャンスにぜひゲットしてくださいね! あっ、今回はクラファンのご案内ではないのでした。 今月のOWL magazineのオムニバス記事企画です。 この企画では、OWL magazineに寄稿しているメンバーだけでなく、読者を中心としたコミュニ

その日暮らしのフリーター、絶望と希望のサッカー電車旅へ【ShortLetter】

2021年の夏が完全に終わりました。 照りつける日差し、セミたちの爆音上映、殺気立つアスファルトの熱気。 こんな夏が終わりました。今はオレンジ色の金木犀の香りが漂い、夜は鈴虫が鳴き始めております。心なしか、ダース・ベイダーみたいなサンバイザーをかぶったおばちゃんも減少した気がしています。 まだ暑くはありますが、こんな季節にある一つの後悔をしております。昨年、今年の夏もアレを使ってないんです。アレを。 アイキャッチに堂々と謳っておいてなんなんですが、それは青春18きっぷ