15年前にW杯のパブリックビューイングを手伝ったことがあるというお話
本日のOWL magazineの記事は、ガイナーレ鳥取やSC鳥取ドリームス、湘南ベルマーレ、ポルセイド浜田などを愛好中のKAZZさんからの寄稿でお送りさせていただきます。
最初に一点、お断りしておくが、私はあくまでも以下に記述するパブリックビューイングのお手伝いをした立場であり、中心人物ではもちろんない。
また、実施した時期が15年前と、少し時間が経過していることから、記憶違いや勘違いが存在することもある。
その辺りをどうかお含み置きいただき、ご了承くださった上で、以下の文章をお読みいただきたい。
パブリックビューイングについて
2006年。FIFAワールドカップのドイツ大会が行われたが、島根県の片田舎にある出雲市で、その大会のパブリックビューイングが挙行されたことをご存知の方は、どれだけいるだろう?
私は、出雲市体育館の1階小ホールで、以下2試合の無料パブリックビューイングをお手伝いさせていただいた。
主宰したのはこのチラシにもあるようにULTRAS SHIMANEという団体なのだが、この写真でマイクを向けられている人、島根大学の名物先生・N先生こそが、このパブリックビューイングの仕掛け人だ。
(意図的にピンぼけの写真を使用していることに留意されたい)
N先生は過去に、島根大学の所在地でもある県庁所在地の松江でもこの種の催しを挙行された実績があり、この時はそれを出雲でやろうということだった。
オーストラリア戦と、クロアチア戦が選ばれたのは、どちらも日本時間22時キックオフで、つまり放送時間がギリギリでイベントの可能な時間だったからだ。
ブラジル戦@ドルトムントは、日本時間では夜中のキックオフでイベントはできない、というより、開催は現実的ではない。
やってやれないわけでもないだろうが、場所を貸してくれるところが恐らくないだろう。
故に、この試合は、こちらとしては対象外にして、市内にあるライブハウスで我々とは無関係に、有料でパブリックビューイングが行われていた。
以下がその告知ポスター。
この頃、何がきっかけだったかはもう定かでないけれど、N先生に知己を得ていた私は、声をかけられて、このパブリックビューイングを手伝うことになった。
まだ元気な頃だったので、会場関係などで細々した手伝いをしたような記憶がある。あと、後述するけどWebサイトや簡易的な入場券も作った記憶がある。
体育館の近所に挨拶回りをして、このプロジェクトは始まった。
たぶん、試合当日この、何故か福西の番号と名前が記載された代表のコンフィットシャツを着たような気がするけど、よく覚えていない。
何でこれを持ってるかというと、単にこれが目についたので買っただけだ。別に福西が好きとかではない。
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