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「おいしい」のためには「ほんまもん」を知ること

どもっ、あうるです(Owl

▶苦手な食べ物ってありますか

「海のミルク」ともいわれる食材をご存知でしょうか。
そう、牡蠣です。

今でこそ美味しくいただいているのですが、実は昔は苦手な食材でした。

幼少のときに親族の集まりがあり、そこでの食事の1シーン。
大きな折り詰に色々なお寿司があり、その中から私が選んだのが生牡蠣の軍艦寿司でした。

(OдO)うぐっ!!!!

声にならない声を出して、吐き出してしまったのです。
当時の私に生牡蠣はまだ早かったようで、それ以来、カキフライ以外、つまり、あの少々グロテスク(ごめんなさい)な見た目のままでは食べるのを避けていました。

みなさんにも同じように苦手な食べ物はないでしょうか?(Owl

▲大阪福島のお店にて蒸牡蠣。
今では美味しくいただいています。

▶「はじめて」の影響力は甚大

どんな料理・食材でも、最初の経験、つまり「はじめて」の印象の影響力はものすごいものがあります。

おいしいと聞いて食べてみた。でもイマイチだった。
その瞬間「この料理・食材はこんなものなんだな」と自分の中でのランクが決まってしまいます

するとそれ以降、何を食べるか、という選択になったときに過去の経験から「この料理・食材は優先順位が下だな」と、あまり深く考えずに判断してしまいます。

▲大阪福島の寿司屋にて。
「雲丹」も当たり外れが大きい食材です。

▶沼津でアジの味を知る。

揚げ物の中でもザ・庶民派ともいえる「アジフライ」。
私はあまり好きではありませんでした。ミックスフライ定食などで食べる機会があっても、好みではない魚臭さがダメでした。
総菜コーナーでも自分で買うことはありませんでした。

そんな折、静岡沼津に旅行に出かけたときのこと。
沼津港近くでなにかその土地のおいしいものを食べたいと、現地の方に尋ねたところ

「アジは食べてもらいたいね」

と言われ、(大変失礼ながら)「ここまで来てアジかあ」となったのを覚えています。そのまま、近くの定食屋に入ってアジ丼とアジフライを注文。

あのときの衝撃は忘れられません。

(Owl「アジフライ、めっちゃうまいやん!」

今まで嫌いだった魚臭さなど全くなく、シャレではなく鯵という魚の「おいしい」と思える味を舌で感じることができました。

▶その苦手は「ほんまもん」で変わるかも

冒頭の牡蠣についても、大阪福島の牡蠣がおいしいという居酒屋で、北海道仙鳳趾(せんぽうし)の生牡蠣をいただいたことで認識が一変しました。

長い人生の中、別に苦手なものを食べなくても生きられます。

それでも、ひょっとしたらその苦手なものが、本当は自身にとって、とびきりの「おいしい」ものかもしれない

だから、是非「ほんまもん」に触れる挑戦をしてみてほしいのです。
なにも高級なものを、というのではありません。
先ほどのアジはきっと「地場」のもので、鮮度もよかったのでしょう。
同じ食材でも下ごしらえの丁寧さだけで美味しさが変わることもあります。

もし「おいしい」を願うのであれば、そういった「ほんまもん」、料理や食材のポテンシャルが発揮されているものを是非とも口にしてみてください。

人生で「苦手な食べ物」が「好きな食べ物」に変わることができたら、それはちょっとした幸せだと思います(Owl


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