つくってよかったかぎ針あみの実用小もの②
こんにちは! きのうは「ヘンプ」(麻の一種)という素材で編んだペットボトルケースをごらんいただきました。
もう一つ、同じ素材で編んだ作品がこれです。じゃーん!
……ナニコレ?
これは「『水筒ケース』の内袋」なのです。えっへん!
上の写真は、内袋を引っ張り出した状態です。ふだんはこんな感じです。
お店で買った水筒ケース。もともとは内側に、保温・保冷のための銀色に光る素材がついていました。でも何年かハードに使ううちに、ぼろぼろになってしまいました(何度か洗濯もしたので)。
このサイズがちょうど良いので買い直そうとしましたが、同じものはもう売られていませんでした。
そうだ! むかし何となく買ったまま、使っていないヘンプの糸がまだあるじゃないか! あれで袋を編んで、内側に縫いつけよう!
そう思い立って編んだのがこれです。底のオレンジの糸は、きのうご紹介した作品の残り糸です。底を丸く編んで、ちょうどいい大きさの円になったら増し目をやめ、ひたすらぐるぐる筒状に編んでいきます。
少しずつ買ったいろんな色のヘンプをどんどん使い、一つの色を編みきったら次の色に替えます。暗い色と鮮やかな色が交互になるよう配置しました。
編み方は細編みの「すじ編み」。前段にある2本の糸のうち、奥の1本だけをすくって細編みをしています。編み目が少し伸びて、細編みの特徴である「かっちり」度が下がるようです。ふつうの細編みだと段の変わり目を示す線が少しずつ右にずれていきますが、すじ編みだとそうならずまっすぐです。
編み上げたものはけっこう重みがあります。長年抱えていた素材をちゃんと使えて良かったと喜んでいます。
(ここでお知らせ)
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