陸自に情報部隊を新設
フェイクニュースの拡散などで敵対国の世論を誘導し、国家指導者の政策決定の方向を変えるなど、人間の「認知領域」に働きかける新たな戦争形態「影響工作(Influence Operation)」。認知領域は「第5の戦場」である「サイバー空間」に次ぐ「第6の戦場」とも言われる。NATOの戦略文書では「認知戦(Cognitive Warfare)」という言葉が使用されている。日本政府は2022年12月、認知戦などに対処するため陸上自衛隊に専門の情報部隊を新設する方向で調整に入った。20