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AIを駆使した絵本

アメリカのIT企業で働くプロダクトデザイナーAmmaar Reshiさんが、AI(人工知能)を駆使して26ページの絵本を作成。2022年12月10日に「Alice and Sparkle」という絵本を手にする写真と共にツイートした。AIチャットChatGPTでストーリーやイラストのベースを考え、画像生成AIのMidJourneyでヒロインとロボットのイラストを制作したという。Reshiさんは、友人の子供のために絵本を作ることを思い立ちAmazonのサービスを利用。インスタグラムに投稿したところ、「買いたい」というリクエストがあったため購入できるようにしたという。これに対して、「AIが生成した画像の元データはアーティストが時間をかけて創作したもので、それを使えば盗作だ」など、批判的な意見が多く寄せられた。Reshiさんは2023年1月17日、AIツールを使用して作成した短編アニメーションをツイッターにアップロードした。

Amazonでは、2023年2月22日時点で200冊を超える書籍の著者などとして、OpenAIによって開発されたChatGPTがクレジットされている。Amazonの利用規約ではユーザーにAI使用の開示を求めていないため、作成された書籍の数はもっと多いと思われる。米国のオンライン雑誌Clarkesworldは2023年2月21日、AIチャットで生成した小説の投稿が増えたため受付を中止すると発表した。日本では「サイバーパンク桃太郎」や「りんご姫」が話題に上っているが、海外のような批判は少ない?

※ 見出し画像にはPixabayのフリー素材を利用しています。

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