見出し画像

大洗町で新たな "あそび" を探求する 〜3ヶ月間の地域課題解決プロジェクト〜

はじめまして、『Owarai Quest(大洗クエスト)』です。

私たちは、茨城県大洗町の観光産業における課題を解決していく共創型プログラム「Create Owarai 〜笑顔をつくる遊び創りワークショップ〜」にて結成されました。このnoteでは『Owarai Quest』が結成された経緯とチームメンバー3名の紹介をします。

画像2

* * * * * * * * * * * *

はじめに

昨年末にCreate Owaraiの募集があり、3名(全体では15名程度)が選出されました。私たち3名のプロジェクトのカテゴリーは「キャンプ場」で、その他は「酒蔵」と「砂浜」の2つのカテゴリーのプロジェクトがあります。

各プロジェクトには、そのカテゴリーにおいて大洗町で活動するオーナーさん、大洗町役場の方々、さらに大洗町で地域活動する大洗カオスのメンバーの方々がサポーターとして各チームに入っていただいています。

画像3

Create Owaraiに参加した動機は人によって異なると思いますが、少なからず地域が抱える課題に対して何か思いを持った人たちが集まっているので、熱量が高いプロジェクトであることは確かであると感じています。

現在、3/20(日)に現地で行うイベント開催に向けて企画を進めています。私たちは「大洗らしいアウトドアの楽しみ方を創る」というテーマで、今回は「大洗キャンプ場」を舞台にイベントを企画しています。

* * * * * * * * * * * *

Owarai Questについて

『Owarai Quest』というチーム名は、初回プログラムとなる現地フィールドワークとワークショップを実施して決まりました。

テーマオーナーさんやサポーターの皆さんと一緒にまずは大洗町を知ろうと、自転車でまちの中心街、ビーチ、漁港、神社、自然、そして3月のイベント会場である大洗キャンプ場を約2時半程度かけて回りました。

画像6

フィールドワークで視察した大洗キャンプ場(前日に雪が降りました)


大洗町がどのようなまちなのか、どのような魅力があるまちなのか、宝探しをするような感覚でフィールドワークを行いました。

その後、フィールドワークで気づいたことやそれぞれが感じた課題をワークショップで洗い出しました。今回のテーマが「大洗らしいアウトドアの楽しみ方を創る」ですので、まずは「大洗らしさ」と「アウトドアの魅力」を3名でブレストしました。

画像7

3名でのワークショップでブレストをしている様子


この日の最終的なアプトプットとしては、フィールドワークを通じて感じたこと、テーマオーナーさんやサポーターの皆さんからのインプットも踏まえて、大洗町の「As-Is」(現状)とTo-Be(理想)を言語化することでした。

この過程で面白かったのが、各々が見ている視点や課題の捉え方が違うということでした。「この日が初めましてで、経験も感性も異なる3名が一緒に同じテーマの課題を解決する難しさ」と、一方で「これからどのようなアイデアが出てくるのかとワクワクする楽しさ」の両方を実感できたということでした。

画像8

As-Is(現状)とTo-Be(理想)をポストイットやホワイトボードに整理


限られた時間の中でしたが、3名で一旦の現状と理想の認識を合わせました。そしてもう一つ、この日に決めることがあり、それが「チーム名」でした。

フィールドワークとワークショップを実施して、各々の気づきや感想、大洗町の魅力、課題、現状と理想などを洗い出した中で、キャンプ場は「拠点」「原点」「人が集まる場」「何かを生み出す場」などの言葉が出てきて、そこに私たちがこの日体験した「フィールドワーク」「周遊」「つながり」を掛け算した時に、「冒険」→「クエスト」というキーワードが発想されました。

画像5

チーム名となる『Owarai Quest(大洗クエスト)』が生まれた瞬間

* * * * * * * * * * * *

ここまでが『Owarai Quest』が結成されるまでの経緯です。続いてメンバー3名の簡単な自己紹介をします。

* * * * * * * * * * * *

Owarai Questのメンバー

■鈴木斗樹(とっきー)

画像9

こんにちは!『Owarai Quest』メンバーの鈴木斗樹(すずきとき)です。チーム内ではとっきーと呼ばれています。
普段は東京で公共の仕事に勤めています!アニメとアウトドアが大好きな人間です。ちなみに、大洗町の成人ではないです笑

■Create Owarai 参加のきっかけ
「ガールズ&パンツァー」(通称:ガルパン)というアニメで大洗町を初めて知りました。元々聖地巡礼が好きだったこともあり、大洗町にも何回か遊びに行ってまちを好きになっていきました。そんな時、町の観光協会のSNSでCreate Owaraiの開催を知り、すぐに申し込みました。実は自分の中で都心だけでなく、様々な地域のために何かできないかという思いがあって、大好きな大洗町でそれができるチャンスだったことが大きなきっかけでした。

■自分にとっての「アウトドア」
一言で表現すると、「価値観を拡張させてくれるもの」と思っています。自分はキャンプやダイビングなどをやっているのですが、アウトドアを始めてから新しい経験・刺激がたくさんあったなと感じています。
新しいことをしてみると「次はこうしてみよう」とか「こんなことしてみたいな」とか次々に発想が出てきて、価値観が塗り替えられていったり、広がっていく感覚が好きでアウトドアにハマっているのではと、今回のイベントを企画する中で改めて認識することができました。

■イベントに向けて
ただ、この感覚を生み出してくれるのは、アウトドアならではの部分が必ずあるはずなのですが、まだ自分の中でもはっきりと見つけられていないのが正直なところです…。今回のイベントに参加していただける方々との出会いを大事に、お話したり一緒にあそびを体験したりして、アウトドアの楽しさや魅力をもっともっと見つけて、次の大洗クエストにつながる発想を生み出していきたいと思っています!


■河井 美朋(かわいちゃん)

画像24

はじめまして、『Owarai Quest』メンバーのかわいみほです!
普段は神戸の食品メーカーで、FAQやチャットボットなどのダイレクトマーケティングのお仕事をしています。食と旅とエンタメがすきです。

■Create Owarai 参加のきっかけ
私の仕事はほとんどオンラインで完結します。コロナ以降、そんな日々にすっかり慣れ、なんとなく満足していたのですが、ある日友人から『リアルな土地に足を運んで、いつもと違うメンバーと課題解決に取り組む体験は刺激になると思うよ』と勧めてもらったのがきっかけです。元々旅が好きなので、これまでの観光客・観光地という関わり方から、新しい関わり方を創造することは確かに面白そうだなと、参加を決めました。

■大洗町の魅力
大洗駅にある「うみまちテラス」から電動アシスト自転車をレンタルしてフィールドワークをしたのですが、空の広さを感じながらのサイクリングはとっても気持ちいいです!青空も星空も本当に素敵で、茨城は学生時代に某フェスに参戦した以来でしたが、あの時の「夏休み感」を思い出しました。もちろん自然だけでなく、海鮮やお酒など、食の面でも旅好きを満足させてくれます。いらっしゃった方にはぜひ朝から夜まで、一日中大洗を味わっていただきたいです。

■イベントへの意気込み
今は『Owarai Quest』メンバーと「来場者にこんな気持ちになって欲しいね」「大洗のこんな魅力を知ってほしいね」とお互いの視点を持ち寄りながらひとつひとつ話し合っています。私たちはこの過程をすごく楽しんでいまして、会議を重ねるごとにイベントの解像度が上がってきて、ニマニマしている状態です。笑
とはいえ想像の段階なので、全てははじまってみないとわからないことばかりです。当日は参加者の方と交流し、「こんなこともクエストになるんじゃない?」「こんな点も魅力として発信できそう!」など、次につながるような新たな発見が増えるのではないかとワクワクしています。


■萬里小路 忠昭(までさん)

画像14

はじめまして、『Owarai Quest』メンバーの萬里小路(までのこうじ)です。
普段はフリーランス・個人事業主として、コンセプトメイキング、コンテンツプランニング、能力開発、プロジェクトマネジメントなどをしています。私の自己紹介は個人のnoteをご覧ください。

■Create Owarai 参加のきっかけ
昨年から「地方創生」や「地域活性」のプロジェクトに関わる機会があって、個人としても地方でフィールドワークをしたり、ワーケーションをしたりしてきました。その経験を経て地域課題の解決に対する意識が高まって、より当事者として何か地域に対してアクションできないかと思うようになりました。地元が茨城県(牛久市)ということもあり、出身県の地域活性に関わる機会があればと考えていたところでたまたま出会ったプログラムでした。

■『Owarai Quest』というチームについて
とっきーさんとかわいさんと初めてご一緒した時、「柔らかい」雰囲気で、「真っ直ぐ」な思いを持ったお二人だなと思いました。初日のフィールドワークで大洗町を一緒に回って、お二人とも知る姿勢や学ぶ姿勢が高い人だなと思いました。そんなワクワク感ある好奇心旺盛な人間性だからこそ、「冒険」→「クエスト」という言葉が生まれたのではないかと思っています。また、今回のイベント企画をしている過程で、3/20のイベント1回だけの活動にするのはもったいないと3人とも感じていて、イベント後も何かしら大洗町と関わりをつくりたいと考えています。

■イベント開催に向けて
3人で初めての企画ですが、正直どんな感じになるのか全くわかりません(笑)。全然イメージ通りにならないかもしれないし、当日大雪が降るかもしれないし、想像以上に盛り上がるかもしれないし、どんなイベントになるのか、企画している3人もわからないという状態です。そのため「背伸びしないで、私たちも参加者と一緒に楽しむ」というのを大事にしたいなと思っています。自分たちが楽しいと思えないものをせっかくその日に来ていただいた方に提供するのはナンセンスだなと。その視点をもって、イベントまで残り1ヶ月弱、企画と準備をしていきたいと思います。

* * * * * * * * * * * *

3/20のイベントについて

初回のプログラムが終わった後、チームごとに集まって初回プログラムの振り返りや3月のイベント開催に向けて企画を進めています。私たちのチームはそれぞれ住まいが異なるので、オンラインで打ち合わせをしています。

画像4

3名でzoom打ち合わせをする様子


2/28現在、これまでに4回のチームMTGと3回の全体プログラムを行い、テーマオーナーさんやサポーターの皆さん、茨城県で地域活動を実践するスペシャルゲストの方々、他チームの方々からのアドバイスやフィードバックをいただきながら、チームのコンセプトやイベントの企画内容をブラッシュアップしています。

簡単にイベント概要をご紹介します。

画像11

企画名:松ぼっくりでつくる!あそぶ!! 焚火を囲んだクラフト体験
キャッチコピー:「さあ アウトドアをはじめるぞ、集え」

松の木に囲まれた安らぎの空間である大洗キャンプ場で松ぼっくりを軸としたクラフト体験を企画しています。

【Owarai Quest】告知資料②ver2

その体験の中身としては、「7つのクエスト体験」をご用意する予定です。朝から楽しんでいただける体験となっていて、「薪割りだけをやってみたい」「松ぼっくりアートだけの参加」ももちろんOKです。

画像13


* * * * * * * * * * * *

おわりに

このイベントは「キャンプブーム禍にあるキャンプ場」というAs-Is(現状)から「大洗町の ”冒険” (クエスト)の拠点」というTo-Be(理想)に向けた、Owarai Questの第1弾の企画として位置付けています。

今回のイベントをきっかけに大洗町の新たな "あそび" を探求できたらと思いますし、私たち『Owarai Quest』は「多様性」ある人たちと、「周遊性」をもったあそび企画を、「持続的」に探求していきたいと考えています。

画像14


「このイベント面白そうだな」「大洗町に行ってみようかな」「キャンプしてみようかな」などと思っていただけたら、ファーストクエストとなる3/20(日)のイベント@大洗キャンプ場にぜひ来ていただけたら嬉しいです。

他の「酒蔵」と「砂浜」の2チームも面白いイベントを企画していますので、家族や友人を誘って、大洗町で1日楽しんでいただけたらと思います。

今後もイベントの詳細や一連の企画の流れなどもこちらのnoteで取り上げていこうと思いますので、こちらの記事のシェアやいいね、フォローをいただけたらとても嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!
Owarai Quest(とっきー・かわいちゃん・までさん)一同より

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?