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プロレスは『闘い』なんだ。
2022年1月3日。
僕は、後楽園ホールでプロレス観戦していた。
↑まず、こちらを読んでくだされば嬉しいです。
プロレスにエネルギーをいただいて、4日の夕方から勤務。
明け→24時間勤務→明け→24時間勤務。
また3連勤。
頑張れる。
と、思ったら急遽カード変更があったと知った。
竹下幸之介選手と小嶋選手がシングルマッチ。
これは意味ある試合。
(良いカードだなぁ)と思っていたら大阪ではないか!
9日は24時間勤務明けで、やっと休める日。
疲れてる。
でも、観たい!
と、思っていたら竹下選手がツイート。
小嶋。プロレスは闘いだ。
— 竹下 幸之介 Konosuke Takeshita (@Takesoup) January 6, 2022
一歩踏み込んで来い。#ddtpro pic.twitter.com/NUfDnQlKNf
小嶋選手は新人だが関係ない。
これを見た時に(行こう!)と決めた。
1月7日。
小嶋選手は、高鹿選手に負けていた。
1.7 新宿大会 試合後コメント📢
— DDT ProWrestling (@ddtpro) January 7, 2022
竹下「ある意味小嶋のThe37KAMIINAスタートの日だった。高鹿には絶対負けるなって話してて……タッグリーグ、理想は決勝でThe37KAMIINA対決」
上野「小嶋! 顔上げないと!」
小嶋「このまま負けっぱなしじゃない。次やったら僕が絶対に勝ちます!」
#ddtpro pic.twitter.com/PRlvfavfuq
だからこそ観たいのだ。
これもまた偶然の産物で。次の試合がその小嶋と初のシングルマッチ。
— 竹下 幸之介 Konosuke Takeshita (@Takesoup) January 7, 2022
思い悩んでることは全てぶつけてほしい。きっと、強くなる。 pic.twitter.com/5qeXfPCuH1
そう思い考えながら、お仕事。
またこんな前日に限って、めちゃくちゃ忙しい。
帰ってきては搬送の繰り返し。
なんとか24時間勤務終わって、仮眠。
起きて、お風呂に入る。
昼風呂 最高。
目が覚めた。
冷たい緑茶が僕をハッピーにさせてくれる。
いざ、バスで淡路島から三宮へ。
そこから阪急電車。
懐かしいなぁ。
阪急電車なんて乗るの何年振りだろう。
黄昏ながら、コーヒーを飲み。
ウロウロ迷いながら、初めての会場へ。
小規模ながら、良い会場です。
ポートレート購入。
50のオジィには、ちょっと恥ずかしい。
でも、嬉しい。
試合。
小嶋選手の入場。
竹下選手の入場。
小嶋選手が奇襲!
いけ!
遠慮するな!
手加減するな!
チカラで奪い取れ!!
竹下選手もいけ!
小嶋選手もチョップ。
セコンドの檄が飛ぶ。
すかさず、竹下選手のエルボー!
すごい!
ボディスラム!
叩きつける!
何度も。
負けるな!
マスク越しでも、僕は声援を送っていた。
いけ!
叩きつけるエルボー!
ブレーンバスター!
これでいいのか!
心、折れるな!
いけ!!
なんでもいい。
勝て!
またもや叩きつけるエルボー!
壮絶!
一瞬のスキをついて、小嶋選手がポジション取る。
いけ!
竹下選手も負けていない。
切り返す。
下からでも攻める、小嶋選手。
いけ!
三角絞め!
絞めろ!
強引に振り切った、竹下選手。
ウォール・オブ・タケシタ!
いや、僕にとっては逆エビ固めだ!!
文句なし。
終わった。
試合が終わったが、エルボーを叩き込む小嶋選手。
(わかったよ・・・)と、言いたげに抱きしめる竹下選手。
ここで、竹下選手はマイクを持たずに無言で去っていった。
僕は、とても嬉しかったのです。
言葉は要らない。
リング上がすべてだから。
悔しさを溢れながらも、会場のお客さんに礼をする小嶋選手。
前日には、横浜で他団体の大きな対抗戦の試合があった。
この日は、記者がいたのだろうか。
小さな会場。
注目度も無いかも知れない。
だからこそ、胸熱く、感情移入をよりさせられた。
アンチテーゼを突きつけられた感じだった。
プロレスは『闘い』だ。
何があっても、誰が何を言おうと、そうなのだ。
だからこそだ。
強くあれ。
1.9 大阪大会 試合後コメント📢
— DDT ProWrestling (@ddtpro) January 9, 2022
竹下「小嶋の新宿での涙を見て、そこまで本気でプロレスに取り組んで、本気で悩んでるというところで。僕も小嶋くらいの時に先輩とのシングルでターニングポイントになる試合があったんで。今日そういう風になればいいなと思って闘いました。小嶋頑張ろうな」#ddtpro pic.twitter.com/DufiT9RHGU
1.9 大阪大会 試合後コメント📢
— DDT ProWrestling (@ddtpro) January 9, 2022
小嶋「今日チャンピオンの竹下さんと闘って、DDTで一番強い人との差がわかった。自分ももっともっと強くならなくちゃいけない。このままじゃDDTの選手に誰にも勝てないので、僕はもっともっとThe37KAMIINAの小嶋斗偉として強くなっていきたい」#ddtpro pic.twitter.com/gBUwcP1mbZ
闘魂は連鎖する。
そう信じてる。
だから、僕はこれからも大好きなプロレスを観に行く。
『プロレス』だからこそ。
大好きなプロレスラーを応援する。
『プロレスラー』だからこそ。
ありがとうございます。
竹下幸之介選手。
小嶋斗偉選手。
また、エネルギーをいただいた。
頑張れる。
頑張るのだ。
だが 消費・消化が速い、この時代。
この試合もすぐに忘れられていくのだろうか。
でも、僕は忘れない。
そして、2022年1月9日。
二人の物語が始まったのだ。
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