見出し画像

母と入れ歯

今日は、母の入れ歯を作りに歯医者さんへ。

先日、入れ歯を失くしたと騒いでいた母を連れて歯医者さんへ行ったが、前回は型を取って、今回は高さの調整をしてきた。予約が夜の7時半しか取れなくて、いつも母は7時には寝てしまうので(早っ!)5時半頃から、「今日は歯医者さんに行くからね!」と念押しの電話を何度も入れる。電話を掛ける度に、「今日は歯医者かね?」と繰り返す母。大丈夫かいな。。

30分ほど待って診察へ。母だけでは心配なので、僕も付いていく。入れ歯を作る過程は初めて見るが、先生の手際の良さに感心した。何度も前回型を取った入れ歯のプロトタイプみたいなやつを付けたり外したりして、蝋のような樹脂のような物体を溶かして付け足して形を整えていく。まさに職人技である。歯科助手さんの手際の良さも素晴らしい。先生の次の動作を予想してサッ、ササッといろんな器具を先生の手元と目線に準備する。

しかも、かわいい!

とりあえず、失くしたはずの入れ歯も見つかったので、急がず、じっくり作りましょうということで、次回は一度歯を並べてみることになった。先生が僕にいろいろ説明してくれるが、「ふぁい、ふぁい、ふがふが」といちいち母が返事をしている。

新しい入れ歯が完成するまで、もうしばらくかかりそうだ。


サポートいただいた資金で、お酒も飲める骨董のお店を作りたいです。